婚約？
2002年6月22日結納はやらなくなったという最近は、何を持って
婚約って言う形にするんだろう。
女の子なら誰だって、彼が私に内緒で、私の為
だけに選んでくれる婚約指輪に密かに期待してる
ものじゃないだろうか。
もちろんそんなに高価なものじゃなくっていい。
彼が私のためにいろいろ考えてくれたってのが大切。
指輪じゃなくったっていいんだから。
かなり甘えん坊の私としては、遠距離で普段彼の
ぬくもりを感じることができないので、そういうもので
代替したい、それで近くに居るって思っていたい気がする。
それがどーして彼には通じないんだろう？
金曜日、仕事の後家に帰って彼からの電話を待ってみた。
かかってこない・・・
実家に帰るって言っていたからなー、仕事は終わってるはず。
と思って電話。
電話に出る彼。
背後でオヤジの叫び声。うるさーい。飲んでる・・・接待かぁ。
まだ仕事で飲んでいるというので、改めてかけてくれることに。
電話がかかってくるまでの時間、部屋の掃除。
掃除が一通り終わって、やっと腰をおろした頃、電話のベル。
彼から。
「佳菜、さっきはごめんね。接待でさぁ、結局今日実家帰れなかった」
「お疲れ様。大変だね。でもあんまり無理しちゃ駄目だよ」
「佳菜ぁ、会いたいよぉ。早く帰ってきて側にいてくれよう」
いつになく弱気じゃん。
当初の約束で、私はあと1年半、この国に留まることにしていた。
理由は、今はじめたばかりの仕事を1年未満で辞めたくないこと。
それはこれから先、また仕事することを考えて。
そしてもう一つは、帰国前に受けておきたい語学試験があるから。
私の今のレベルでは合格は到底無理なので、準備コースを取って、
来年の11月に試験を受けるということにしていた。
彼は仕事忙しくて、毎日帰るのは夜中近い。週末も下手すれば仕事。
一人は慣れているとは言えやっぱり辛いのかなぁ。
それとも、ただ身の回りのことやってくれる人が欲しいために私に
早く帰ってこいって言うのかしら。
これまで電話で話し合って、半年早く試験を受けることにした。
ということは来年の5月。でも試験に受かっちゃえば、逆にこれ以上
この国に居る必要は無い。あと1年も余裕があるって思うと逆に
だらだらしちゃうかもしれないということで、今年の11月に1度チャレンジ
をしてみることにした。受かれば儲けもの、駄目ならそれで試験の
傾向がわかるということで、練習と思えばいい。そう思ってた。
「来月の末か、8月頭に何とか仕事の都合つけるから、そしたら会いに
そっちまで行くよ。二人でゆっくり過ごしたいし、今後のこと、話したい。
どうしても今回会うときに、結婚式の日取りとか決めたい」
と言い出した。
「でもまだ婚約もしてないのに・・・？」
「婚約って、結納のこと？友達とかに聞いたけれど、今はやらない
みたいだよ。佳菜のご両親も形式にはこだわらないって言って
いたじゃない」
「親がこだわらなくても私の気持ちの整理がつかないんだけれど」
「なんで？」
「知り合ってそんなに経ってなくて結婚するって決めて、しかもあなた
はすぐに日本に帰っちゃって、ずっと遠距離恋愛。それで気持ちが
変わらないうちに、勢いで結婚しちゃおうみたいな考えで事を
推し進められちゃ困る。一生に一回のことだから、こだわらない人
もいるだろうけれど、私はちゃんと婚約っていう形とっておきたい」
「じゃぁ、婚約って何が必要なの？？」
鈍いのか、この男は。
本気で訊いてるのか？その年まで結婚考えたことなかったから
と言って、女の人の気持ちくらいわからないのかしら。
「お姉さんに訊いてみなよ」
「えー、わかんないなぁ」
彼からプレゼントらしいプレゼントをもらったことない。旅行とかに
一緒に行って、思い出はあるけれど、写真もそれほどあるわけじゃないし、
手元に残る彼からの想い出がない。
婚約の指輪くらいもらってもいいと思うんだけれどなー。
土曜日の朝、彼からメール。
「昨日の宿題の答えが分からないよ。どうしたらいい？」
自分で考えろ。そんなの女の子から言わせないでよ。 と返信してみた。私冷たい？
それから連絡はなし。
あーーー、何かすっきりしない。
今日は競馬に行く予定だったから、賭けるつもりなかったけれど、
かけてみようか。こんな気分のまま賭けたらスルだろうか。
人生初めての競馬。たまたま招待状もらったから。日本で行ったこと
もないのに、外国で経験するなんて。大学の同級生誘って行った。
なんか日本の競馬場より緑が多くて綺麗。
こぎれいに着飾ってるご婦人も多くて、やっぱりお金持ちスポーツ
なのだと納得。
日本のように酔っ払いのオヤジが新聞と赤鉛筆持って・・・という
雰囲気ではまったくなかったので驚き。（日本も違うぞと反論がきそう）
子供も多かった。
どうせだったらちょっと賭けてみようと友達と話し、でも賭け方が分からん、
ということで、隣で一生懸命シートに記入してるおじさんに訊いてみた。
競馬のシステムもよくわかってないので、外国語で説明されても、
最初は二人とも「？？？？？」で、おじさんがしびれを切らし、
ものすごーく丁寧に教えてくれた。でも興奮してるから口調が早い。
何とか理解して、賭けてみる。
4レース見て、2レース賭けて見た。他の2レースについても予想はした。
なんと賭けた2レースとも当たり〜。すごーい。最低金額しか賭けて
なかったからたいしたもうけじゃないけれど、儲かって大満足。
残りの2レースも予想が的中。
何の根拠も無く選んだので、単なるビギナーズラック。
でもちょっとストレス解消になってすっきり！！
エキサイトして疲れたので、彼とのなれ初め話続きはまた明日。
明日は一日お勉強デーです。
婚約って言う形にするんだろう。
女の子なら誰だって、彼が私に内緒で、私の為
だけに選んでくれる婚約指輪に密かに期待してる
ものじゃないだろうか。
もちろんそんなに高価なものじゃなくっていい。
彼が私のためにいろいろ考えてくれたってのが大切。
指輪じゃなくったっていいんだから。
かなり甘えん坊の私としては、遠距離で普段彼の
ぬくもりを感じることができないので、そういうもので
代替したい、それで近くに居るって思っていたい気がする。
それがどーして彼には通じないんだろう？
金曜日、仕事の後家に帰って彼からの電話を待ってみた。
かかってこない・・・
実家に帰るって言っていたからなー、仕事は終わってるはず。
と思って電話。
電話に出る彼。
背後でオヤジの叫び声。うるさーい。飲んでる・・・接待かぁ。
まだ仕事で飲んでいるというので、改めてかけてくれることに。
電話がかかってくるまでの時間、部屋の掃除。
掃除が一通り終わって、やっと腰をおろした頃、電話のベル。
彼から。
「佳菜、さっきはごめんね。接待でさぁ、結局今日実家帰れなかった」
「お疲れ様。大変だね。でもあんまり無理しちゃ駄目だよ」
「佳菜ぁ、会いたいよぉ。早く帰ってきて側にいてくれよう」
いつになく弱気じゃん。
当初の約束で、私はあと1年半、この国に留まることにしていた。
理由は、今はじめたばかりの仕事を1年未満で辞めたくないこと。
それはこれから先、また仕事することを考えて。
そしてもう一つは、帰国前に受けておきたい語学試験があるから。
私の今のレベルでは合格は到底無理なので、準備コースを取って、
来年の11月に試験を受けるということにしていた。
彼は仕事忙しくて、毎日帰るのは夜中近い。週末も下手すれば仕事。
一人は慣れているとは言えやっぱり辛いのかなぁ。
それとも、ただ身の回りのことやってくれる人が欲しいために私に
早く帰ってこいって言うのかしら。
これまで電話で話し合って、半年早く試験を受けることにした。
ということは来年の5月。でも試験に受かっちゃえば、逆にこれ以上
この国に居る必要は無い。あと1年も余裕があるって思うと逆に
だらだらしちゃうかもしれないということで、今年の11月に1度チャレンジ
をしてみることにした。受かれば儲けもの、駄目ならそれで試験の
傾向がわかるということで、練習と思えばいい。そう思ってた。
「来月の末か、8月頭に何とか仕事の都合つけるから、そしたら会いに
そっちまで行くよ。二人でゆっくり過ごしたいし、今後のこと、話したい。
どうしても今回会うときに、結婚式の日取りとか決めたい」
と言い出した。
「でもまだ婚約もしてないのに・・・？」
「婚約って、結納のこと？友達とかに聞いたけれど、今はやらない
みたいだよ。佳菜のご両親も形式にはこだわらないって言って
いたじゃない」
「親がこだわらなくても私の気持ちの整理がつかないんだけれど」
「なんで？」
「知り合ってそんなに経ってなくて結婚するって決めて、しかもあなた
はすぐに日本に帰っちゃって、ずっと遠距離恋愛。それで気持ちが
変わらないうちに、勢いで結婚しちゃおうみたいな考えで事を
推し進められちゃ困る。一生に一回のことだから、こだわらない人
もいるだろうけれど、私はちゃんと婚約っていう形とっておきたい」
「じゃぁ、婚約って何が必要なの？？」
鈍いのか、この男は。
本気で訊いてるのか？その年まで結婚考えたことなかったから
と言って、女の人の気持ちくらいわからないのかしら。
「お姉さんに訊いてみなよ」
「えー、わかんないなぁ」
彼からプレゼントらしいプレゼントをもらったことない。旅行とかに
一緒に行って、思い出はあるけれど、写真もそれほどあるわけじゃないし、
手元に残る彼からの想い出がない。
婚約の指輪くらいもらってもいいと思うんだけれどなー。
土曜日の朝、彼からメール。
「昨日の宿題の答えが分からないよ。どうしたらいい？」
自分で考えろ。そんなの女の子から言わせないでよ。 と返信してみた。私冷たい？
それから連絡はなし。
あーーー、何かすっきりしない。
今日は競馬に行く予定だったから、賭けるつもりなかったけれど、
かけてみようか。こんな気分のまま賭けたらスルだろうか。
人生初めての競馬。たまたま招待状もらったから。日本で行ったこと
もないのに、外国で経験するなんて。大学の同級生誘って行った。
なんか日本の競馬場より緑が多くて綺麗。
こぎれいに着飾ってるご婦人も多くて、やっぱりお金持ちスポーツ
なのだと納得。
日本のように酔っ払いのオヤジが新聞と赤鉛筆持って・・・という
雰囲気ではまったくなかったので驚き。（日本も違うぞと反論がきそう）
子供も多かった。
どうせだったらちょっと賭けてみようと友達と話し、でも賭け方が分からん、
ということで、隣で一生懸命シートに記入してるおじさんに訊いてみた。
競馬のシステムもよくわかってないので、外国語で説明されても、
最初は二人とも「？？？？？」で、おじさんがしびれを切らし、
ものすごーく丁寧に教えてくれた。でも興奮してるから口調が早い。
何とか理解して、賭けてみる。
4レース見て、2レース賭けて見た。他の2レースについても予想はした。
なんと賭けた2レースとも当たり〜。すごーい。最低金額しか賭けて
なかったからたいしたもうけじゃないけれど、儲かって大満足。
残りの2レースも予想が的中。
何の根拠も無く選んだので、単なるビギナーズラック。
でもちょっとストレス解消になってすっきり！！
エキサイトして疲れたので、彼とのなれ初め話続きはまた明日。
明日は一日お勉強デーです。
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