眠れる七殉教者の日
2002年6月27日この日雨が降ると7週間降り続くと信じられている。
この日を境に夏が来ると言われる。
そして何故か、いつも変な天気に見舞われる。
今年も例外じゃなかった。
雨が降ったりやんだり。
今まで暖かかったのがまるで嘘のように涼しくなり。
この国の人たちは、天気の不安定さを理由に気分の悪さを
訴え、よく仕事を休む。
そんなの絶対影響ないよって思っていたけれど、今日はなんとなく
そんな気分。
ぱっとしない天気の中、なんとなく一人で過ごすのが嫌だった。
彼からのメールはまたたった3行だったしなぁ。
仕事の後は予定を入れず勉強するつもりだったけれど、気乗り
しないので、同僚に誘われ、友人サラの家へ。
サラの友達も来ており4人で、赤ワインのグラスを傾けながら、
おしゃべり。
サラに会うのも久しぶり。4月の始め以来。
久しぶりの再会に話も弾む。
サラの友人が作ってくれた料理をつまみながら、時間はどんどん過ぎていく。
女4人で話すと、恋の話になることも多い。
同僚の彼に前の彼女との間に8歳になる子供がいるという告白にびっくり。
彼女は「子供がいることに怒っているんじゃなく、言ってくれなかったことに
どうしようもなく腹が立つ。佳菜も気をつけなさいよ。男なんてどこで何
やってるかわからないんだから」と言っていた。
他の二人の反応は、そんなのたいしたことないわよ、程度。
日本人の私にはやっぱり慣れないな。
彼にいまさらそんなこと告白されたらかなりショックかも。親も反対するだろうし。
私の彼は40近い。みんなから大抵「ほんとに初婚?」と聞かれるもの。
家族もかなり疑ってた。
もしそんなことになったら、腹が立つより寂しいだろうなぁ。
やっぱり彼には「佳菜と巡り会うために、これまで一人でいたんだ」って言って
欲しいもの。私もそう。今まで結婚する気にならなかったのは、彼に出会うのを
待っていたからなんだって思ってるもの。
そこから話は何故か離婚のことになり、慰謝料の話やら親権の話やら、
面会の権利やらすごい議論に発展。みんなすごいシビアだわ。
日本のこともかなり突っ込んで聞かれたけれど、まだ結婚もしてないのに、
離婚のことなんて考えたことなかったから正直困った。
こっちの人たちはそんなことも考えるんだろうか・・・結婚って「契約」だもんね。
「契約破棄」するって簡単なことじゃないものね、確かに。
話しは尽きることなく、居心地のよさにいつまでも話していたかったけれど、
明日も仕事。11時くらいで切り上げる。
家に帰ってやっぱり彼の電話番号を押してしまう。
いつもと変わらない彼の声、話し方。
「佳菜一人しか本当にいないから安心してよね」
その言葉だけで安心して眠れる。ありがとう。
「夏休み取ったからね。そっちに行く。マルタ島に行って、二人でゆっくりしよう」
「嬉しいなー。2ヶ月半ぶりだね、会えるの。私も休暇もらったから。
チケットとかホテル調べないとね」
本当に嬉しい。彼とやっと会える。最後に会ってから、まだたったの1ヶ月半しか
経ってない。毎日時間が過ぎるのがとても速く感じる一方で、彼と会ってない時間
はもうすごく長い気がする。
もう、心から、早く会いたいって思う。
「会ったとき、ずっと離さないからね。たくさんいちゃいちゃしようね」
って言ってくれて。涙出そうだった。
彼のためにも自分のためにも、私もう少し強くならないとね。
この日を境に夏が来ると言われる。
そして何故か、いつも変な天気に見舞われる。
今年も例外じゃなかった。
雨が降ったりやんだり。
今まで暖かかったのがまるで嘘のように涼しくなり。
この国の人たちは、天気の不安定さを理由に気分の悪さを
訴え、よく仕事を休む。
そんなの絶対影響ないよって思っていたけれど、今日はなんとなく
そんな気分。
ぱっとしない天気の中、なんとなく一人で過ごすのが嫌だった。
彼からのメールはまたたった3行だったしなぁ。
仕事の後は予定を入れず勉強するつもりだったけれど、気乗り
しないので、同僚に誘われ、友人サラの家へ。
サラの友達も来ており4人で、赤ワインのグラスを傾けながら、
おしゃべり。
サラに会うのも久しぶり。4月の始め以来。
久しぶりの再会に話も弾む。
サラの友人が作ってくれた料理をつまみながら、時間はどんどん過ぎていく。
女4人で話すと、恋の話になることも多い。
同僚の彼に前の彼女との間に8歳になる子供がいるという告白にびっくり。
彼女は「子供がいることに怒っているんじゃなく、言ってくれなかったことに
どうしようもなく腹が立つ。佳菜も気をつけなさいよ。男なんてどこで何
やってるかわからないんだから」と言っていた。
他の二人の反応は、そんなのたいしたことないわよ、程度。
日本人の私にはやっぱり慣れないな。
彼にいまさらそんなこと告白されたらかなりショックかも。親も反対するだろうし。
私の彼は40近い。みんなから大抵「ほんとに初婚?」と聞かれるもの。
家族もかなり疑ってた。
もしそんなことになったら、腹が立つより寂しいだろうなぁ。
やっぱり彼には「佳菜と巡り会うために、これまで一人でいたんだ」って言って
欲しいもの。私もそう。今まで結婚する気にならなかったのは、彼に出会うのを
待っていたからなんだって思ってるもの。
そこから話は何故か離婚のことになり、慰謝料の話やら親権の話やら、
面会の権利やらすごい議論に発展。みんなすごいシビアだわ。
日本のこともかなり突っ込んで聞かれたけれど、まだ結婚もしてないのに、
離婚のことなんて考えたことなかったから正直困った。
こっちの人たちはそんなことも考えるんだろうか・・・結婚って「契約」だもんね。
「契約破棄」するって簡単なことじゃないものね、確かに。
話しは尽きることなく、居心地のよさにいつまでも話していたかったけれど、
明日も仕事。11時くらいで切り上げる。
家に帰ってやっぱり彼の電話番号を押してしまう。
いつもと変わらない彼の声、話し方。
「佳菜一人しか本当にいないから安心してよね」
その言葉だけで安心して眠れる。ありがとう。
「夏休み取ったからね。そっちに行く。マルタ島に行って、二人でゆっくりしよう」
「嬉しいなー。2ヶ月半ぶりだね、会えるの。私も休暇もらったから。
チケットとかホテル調べないとね」
本当に嬉しい。彼とやっと会える。最後に会ってから、まだたったの1ヶ月半しか
経ってない。毎日時間が過ぎるのがとても速く感じる一方で、彼と会ってない時間
はもうすごく長い気がする。
もう、心から、早く会いたいって思う。
「会ったとき、ずっと離さないからね。たくさんいちゃいちゃしようね」
って言ってくれて。涙出そうだった。
彼のためにも自分のためにも、私もう少し強くならないとね。
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