新車

2002年7月20日
木曜日、出張から帰って来ました(-_-;) 疲れた、ほんとに。
しばらく書けませんでしたが、その時の日記も徐々に載せていきます。

今日は久しぶりの休日。
本当は夜友人の結婚お披露目パーティーが入っていたのだけれど、
少し風邪気味なので控えることに。
しかもずっと家を空けていたので、食べるものもないから
買い物にも行かなくちゃいけないし、
掃除も洗濯もしなくちゃいけない。
来週の友達との勉強会のためのテスト作りと、勉強もしないと。

昼間用事を一通り片付け、彼に電話をする。
短いメールが入っていたのでその件で。

新車を買いたいそう。
この間中古車買ったって言っていたのに、また何で?
しかも帰国して新しい生活を始めるのに、いろいろお金使って
貯金だって半減しているのに。

私の電話に驚く彼。
「メール見たから電話したの」

「あぁ、そうか。どう思う?無駄遣いかな?」
「金銭的に余裕があるならいいと思うけれど、今持ってる車は?」
「クーラーが効かないから暑いんだ」
「なんで買ったところに文句言わないわけ?」
「個人売買だったから、安かったし」
「今新車買って意味あるの?買うとしたらローンでしょ?
駐在にもしきたらその期間車は使えない、でもお金は払う
んだよ?3年こっちにいたら、そんな車価値ないじゃない」
「そうなんだよねー。やっぱり無駄かな?」
「車絶対必要なの?」
「いや、絶対というわけでは・・・」
「じゃ、止めたほうがいいよ」
「う・・・ん、じゃ、そうするかなぁ」

お金のこと、何度も聞くの嫌だけれど、やっぱり気になる。
「ねぇ、今一体貯金いくらあるの?」
「え、それは痛い質問だなぁ。帰国してからいろいろ使ってるから、
そうだなぁ、×××万円くらいかな」

うーん、それは少ない。しかもかなり。
「ね、そんな状態で、結婚して大丈夫?今までの貯金の額は
仕方ないけれど、新しい生活のために、今までのような消費
を我慢していける?」
「頑張るけれど、正直言ってちょっと気が重いな・・・」

この話になるといつも彼はいつも後ろ向き。
負い目があるから仕方ないのだろうけれど。

「佳菜、今までこういう風に来ちゃったものはどう頑張っても
取り戻せない。どうしてもそんなにこのことが気になるなら、
結婚考え直したほうがいいかもよ」

「私は、これまでのことを言ってるんじゃない。これからのこと
言ってるのよ。今まで、自分のもらったお給料を誰にも制限
されずに使ってきた人にとって、家族のために使われるのって
窮屈って思う人もいるからよ。
あなたは、結婚するなら子供どうしても欲しいって言っていた
でしょう?将来増えるかもしれない家族のために、我慢できる?」

「子供は絶対欲しい。正直言って佳菜の実家のようなレベルの生活は
できないかもしれない。自信ない。でも、努力するよ」

“頑張る”って言ってくれることが大事なんだからね。
分かってるかなぁ?
その気持ちだけあれば、後は私がコントロールちゃんとするから。

彼はまだまだ恋愛気分だと思う。
それでも結婚したいという意志は変わらないみたい
だから、結婚するまでに少しずつ将来設計への自分なり
の考え方を持ってくれればいいのだけれど。

私はどうしても、危ない橋を渡れない。
私だって彼と同じように、毎月決まった限られたお給料
しかない。ま、翻訳の臨時収入はあるにしても、不定期
なものだからあてにしてない。
でも、いつだって、次に何か行動を起こすときのために
ある一定の貯金は欠かさないようにしてきた。
今は結婚のために給料の半分から3分の1は貯金している。
でもやりたいこともいっぱいある。
旅行だって大好きだし、友達とだって遊びたい。
でも毎月限られた予算の中で、頑張ってるのに。
男の人にもよるだろうけれど、こういう経済観念ってやっぱり
女の人の方がしっかりしてるものなのかな。

あんまり言うと可哀想なので、二人で頑張っていこうね
と言っておいた。

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