悩むなぁ

2002年7月30日
11月にダメ元で受けてみる語学試験。
その試験のための準備コースが9月から始まる。
学校の選択肢は二つ。
市がやってる市民大学と語学専門学校。
市民大学は週1回で3学期に亘ってゆっくりと準備を進めて
行くタイプ。市民のためなので月謝もとても安い。
1学期3ヶ月で約1万3000円。
授業の始まる時間も遅めの18時半。
時間的・経済的にはすごく魅力。
でも先生が専門の先生とは限らないため、それが難点。

語学専門学校の方は国が力を入れている機関ともあって、
授業も講師のレベルもかなり高い。
が、集中準備コースのため、試験前の2ヶ月間だけとは言え、
週3日もある。しかも1日2時間半。
仕事終わってから週3日もこれではきつい。
十分な予習復習+さらに勉強のための時間が確保できるか。
しかも価格もかなり高い。
2ヶ月間で約8万円也(@_@)
試験受けるだけでも2万5千円くらいかかるので、
この学校に行くとトータルすると10万もかかる。ひょぇぇ。
日本にいるときみたいに通学時間が長いわけじゃないから、
何甘えたこと言ってるんだって思われるかもしれないけれど。
楽を知ってしまった体に鞭を入れるのは結構大変。

この試験のために、ちょっと前から私と私の友人は
私の同僚のところで一緒に勉強している。
今日もやる予定。同僚には本当に感謝。
外国人の勉強手伝ったって面白くもなんともないはずだもん。

私の友人は今回の試験は受けない予定、だった。
が、私だけが先に受かってしまうかも!と考えると
落ち着かないらしい。
準備するという意味で彼女も私と同じコースをどうしても
取りたいという。
まぁ、彼女は長く知っているし、励みにもなるのでまだいいの
だけれど、最近ちょっとプレッシャーを感じる。
一人ではどうしても嫌なので、一緒にやりたい。
私が万が一受かってしまった後でも、彼女がくじけないために
一緒に勉強を続けて欲しい・・・って。

それってやっぱり私のためには全然ならない。
彼女がライバル意識を燃やして頑張ってくれるのは、いい。
でも私がいないとできない、っていうのはちょっと違うのでは?
その上彼女は、彼女の日本人の同僚にその試験のこと、
コースのことを喋ってしまった。
で、私も知ってる負けず嫌いのその彼女も、市民大学のコース
に通うと言い出した・・・

日本人3人で同じコースなんて取りたくない。
偶然会っちゃったってなら不可抗力だけど、
知ってる人2人もいるとあらかじめ分かっているのは考える。
日本語で喋らないようにしようね、なんて言ってくれるけれど、
日本人同士で外国語で会話しなくちゃいけないほどばからしい
ものはない。しかも所詮は外国人、正しい言葉じゃない。
練習にはならないと私は思ってる。
しかも私には2人のような時間的ゆとりがない。
絶対授業の後、ご飯食べに行こうとかお茶しようとかいうこと
になってペース乱されそうだし。
断ると角が立つし。そういうこと考えるだけでも面倒。

問題はもうひとつ。一番大切とも言える、私の実力。
語学専門学校に通ってみるのは、いい。
ただ、私にその授業についていけるだけの実力があるか。
これが大きな問題。
8万もかけてそれで全然ダメだったら・・・とちょっと躊躇して
しまうのです。自信がない証拠ですね。
なんと言っても私の苦手な文学が大きな部分を占めるため、
どうしても慎重になってしまう。

でも・・・ここで死ぬ気になって頑張って、もし受かることが
出来てしまったら・・・?
そしたら来年の結婚式の準備だってのんびりすることができる
し、何より他にやりたい勉強ができる。
これは大きい・・・。

というわけで昨日友達と電話して、ちょっと疑問を感じてから
ずっと悩んでいるのです。

ちょっと前にもどうしようかな、と考えたことがあって、彼に
相談したときは、

「週3回も仕事の後に学校に通うのはきついだろう。佳菜の
体が心配。佳菜は無理するからなぁ。でも友達との勉強会
は佳菜にとっては、あまり効果的とは言えないんじゃないか。
佳菜は一人でも勉強できるだろ。」

とのこと。
彼は私の健康状態にものすごく敏感。
心配しすぎなんだよね。私病弱じゃないのに。
でも無理しすぎるってのは当たっている。

昨日の夜、私のことをよく理解してくれている元彼に電話。
今の彼よりも付き合いが長い分、私のいいところ、悪いところ
をよく知ってくれている。

「時間的・精神的・経済的リスクは大きいかもしれないけれど、
思い切って集中して語学専門学校の授業の方がいいんじゃない
かな。問題はその語学学校が作成するわけだし、授業では
過去問使ってやるんでしょ?2ヶ月で全てを終わらせるつもり
で頑張れよ」

「なんかね、それで疲れすぎちゃって週末とかにその反動
が来そうで怖いんだ」

「それはありうるね。でも来年の5月まで延ばしたところで、
その状況は変わらないと思うよ。5月まであるって思うと、
それまではまぁ、やっぱりのんびり勉強しちゃうだろうし。
それなら早く片付けてやりたいことあるんでしょ。そっちに
新たな可能性を見つけるほうがいいんじゃないの」

ごもっともな意見。

今朝、会社で私と一緒の部屋で働いている現地人の仲良し
の同僚にも相談。

「週3回ねぇ、680ユーロねぇ。そりゃきついわ〜。
でも佳菜なら受けても大丈夫だと思うし、5月までだらだら
やるよりは11月で終わらせちゃったほうがいいかも
大変だとは思うけれど。」

「でも、そんなことになったら私毎日わかんないところだらけで、
質問攻めにしちゃうかもよ」

「いいわよ。どんどん持ってきなさいよ。いつだって教えて
あげるし、直してあげる」

落涙。彼女はいつも私の言葉遣いを直してくれる。
よりいい表現を教えてくれる。
彼女も日本語が上手なので(普段はあまり日本語で会話
しないけれど)、私も教えてもらった表現を日本語で教えて
あげたりしている。
周りの人に恵まれているよねー。

交換授業やってるS君もきっと応援してくれるだろうなぁ。
彼には私が休暇行く前にはもう会えないけど。
メールで相談してみようかな。

なんとなく自分でも語学専門学校に通ったほうがいいってのは
わかってるんだ。
ただ自信なくて自分で最後の決断をできないだけ。
こう、誰かに背中を押してほしい、というか。
私も他力本願かしら。

う〜、悩む〜。

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