心配性

2002年8月24日
だなぁ、私って。彼に負けないくらい。
金曜日、彼が仕事終わってから、土曜日の夜までずーっと
連絡が取れなかった。

メールを送っても、電話しても、
無反応。

どうしちゃったんだろう。

いつもならだいたいすぐに連絡が来るのに。

木曜日のことを彼がまだひきずっているのかな、とちょっと
考え込んでしまった。
気になることがあると、何も手につかなくて。特に彼のことになると
やっぱり駄目だなぁ。
事故にでもあっちゃったんじゃないかとか、もうほんとにいろいろ
心配してしまう。

でも、日本時間の23時頃電話をくれて、一安心。
と同時にどっと疲れてしまった。
良かった、何もなくて。

「ごめんね〜、佳菜。たくさん連絡してくれたんだね。
電話、充電器に入れて、そのまま忘れて実家に戻っていた・・・
今帰ってきたところ」

あまり心臓に悪いことしないでよねー。

「だってさー、佳菜、今日は予定あるって書いていたし、連絡
くれるって思わなかったからさ」

私は、彼がそうして欲しいって言うから、予定が入っている時は
誰とどこに行くって言うようにしてるんじゃない。
それなのに、彼は実家に行くってことも言ってくれないでしょ?

「そっか。そうだね。佳菜だけにそれを求めるのはね。
俺もちゃんと言うようにするよ。でも結構突然思いついてどっか
行っちゃったりするからね〜。
それにしても甘えん坊だねー。」

「それだけ大好きなんだよ」

彼、嬉しそうに笑ってた。


とにかく、心配させないでください。

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今日あったことを話した。
12月帰国の航空券を抑えたこと。
休みはまだだけど。

彼が送ってくれた結婚式場のパンフレットが届いたこと。
でも会場が遠方から来るお客様にはちょっと不便なこと
=うちの家族にとっても、彼の家族にとっても大変。
両親の予定では3月の始めなら式を挙げても問題ないだろうということ。

秋に一緒に語学試験を受ける友達と試験とその準備コースの
申し込みに行ってきたこと。

翻訳会社からメールで返事が来て、すぐに登録して欲しいと
言われたこと。明日は履歴書・職務経歴書作り。

結婚式場は、彼の反応も「やっぱり遠いかぁ」って感じだった。
私は距離感が全くわからないので、そうなんだぁって言うしか
なかった。
二人で決めて、彼も下見に行ってすごく気に入っていたのに、
今日届いたパンフレットもすごくすごく素敵で、こんな風にできるの
かなぁって思っていたのに。
なかなかうまくいかないもんですね。
忙しい中いろいろやってくれたのに、申し訳なくて。

「私がこっちにいるばかりに、全部任せきりになってしまって
ごめんね」

「それは気にしなくていいんだよ。やっぱり中心地にしようか。
また雑誌で研究して、暇を見つけてフェアに行ってくるよ」

また買うんだろうか、ゼクシィ。悪いなぁ、やっぱり。
「私も持ってきてくれたゼクシィで考えてみるね」

彼が、翻訳のことを聞いてきた。
「翻訳ってほんとに経験が3年とか5年とかあって初めて登録が
できるんだね。それまでの経験はどこで積めるんだろう」

そうでしょ?そう思うでしょ?
だから私も経験集めるのに苦労してるんじゃないー。

「履歴書・職務経歴書送付ってのは分かるけれど、面接とか
作品提出とか、めんどくせー」

「でもさ、翻訳の仕事は、住んでる地域の会社じゃなきゃいけない
って訳じゃないし、自分で登録できそうって思う会社だったら片っ端
から連絡してみたら?ほんとにやりたいんだったら」

考え込む、彼。

「佳菜はこんなこと副業でやってるんだなぁ。しかも計画的に。
すごいなぁ。俺も英語以外の語学何かこれ!と言えるものあればなぁ」

「私もね、これで少しでも自立してやっていけるようになって、どこの
国に居ても仕事できるようになったら、あなたに迷惑かけないで、
私も自分のこれまでの経験生かして、適度に働けるんだよ」

私には出来れば働いて欲しくないと思っていた彼も、これにはすごく
納得できたよう。佳菜の好きなことやって、気分転換になって、
収入になるならいいよねって言ってくれた。

「俺もやってみようかなぁ。なんかね、仕事も今、効率悪くて面白く
ないことばかりだし、続ける自信がないんだ。今の仕事就く時に
いくつか資格を取ったんだけれど、もっと他にも取っておけば
よかったなぁ」

「これからは、どこの会社にいるか、どこの国にいるかが問題じゃない
ものね。何がどれくらいできるか、個人の能力次第。資格取って
おけばよかった、じゃなくて今からでも遅くないでしょ?
頭が柔らかいうちに、その気があるうちに勉強してみたらいいじゃない。

資格は日本ではあればあっただけいいだろうし、取れなくても、
勉強したことは知識として決して無駄になることはないんだよ。
翻訳でバイトして結婚資金貯めてくれるのは嬉しい。でも、あなたも
ふつーに生活して、電話代にそんなにお金使わなければ少しくらい
貯金できるでしょう?
それならね、私と離れて暮らしていて、自分の時間が持てるうちに
勉強しておいたら?一緒に暮らし始めたらなかなか難しいと思うよ。
貯金はね、私だってしてるわけだし、結婚し始めてからのことは、
それから考えてもいいよ。私だって不安はあるけれど、
何らかの仕事は見つかると思うし、あなたとだったらやっていけると
思ってるから」

「ありがとう。よく考えて、自分がどうしたいのか、それを決めて
頑張ってみるよ。佳菜も試験頑張れよ」

それを言われると辛いけど・・・
頑張ります。

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