予想外の電話

2002年9月20日
今朝、また上司が午前中仕事を休んだ。
前にも書いたかもしれないけれど、上司はとにかく体調不良でよく休む。
一度風邪ひくとすごく長引くし。
上司は既婚者なんだけれど、奥様は日本でお仕事。
会えるのは年に3〜4回。

奥様と会ってきた後、奥様がいらっしゃってるときは機嫌も体調も
すこぶるいい。こっちまで幸せになるくらい。
なので病気の時は、見ているこちらが辛くなる。
特に彼と遠距離恋愛になってからは、自分の彼もこんな思いで仕事
しているのではないかと心配になる。

上司がこんな状態でも奥様は仕事を辞めて一緒に住もうとは考えないの
かなぁとよその家庭のことながら考えてしまう。
奥様はうちの会社でも有名なやり手で、私の上司よりもきれる人らしい。
そうすると会社側が辞めさせてくれないんだろうなぁ。
しかし、会社もちょっとは配慮すればいいのに。

というわけで、上司が午前中休んだので、私はあまり仕事にならず。
13時半にやっと出社してきたけれど、私は15時半までの勤務なので、
たった2時間顔合わせただけ。
うーん、やっぱりちょっと効率悪い。
お願いだから元気になってください。

*************************************************

さて、仕事の後は、買い物や雑用を済ませて帰宅。
もうその時点で5時を回っていたので、彼に電話はしなかった。
部屋でゆっくりお茶しながらメールの返事を書いたり、勉強したり。
6時を過ぎた頃電話が鳴った。
友達だろうと思ってでると、なんだかすごく遠い。

「佳菜ぁ〜?」
あれ?彼だ。こんな時間にどうしたの?出張中だよね。
声の様子から飲んでいるらしい。
聞くと、泊りがけのセミナーでいろんな企業のお偉いさん方と打ち上げ
と称して飲んでいるらしい。
挨拶して回るたびに飲まされ、耐えられなくなって風に当たると言って
外に出て電話してくれたそう。

話せないと思っていたからすごく、すごく嬉しかった。
ちゃんと眠れているか、ちゃんと食べているかと毎度親のような心配
ぶり。
大丈夫だってば。ちょっと寝不足だけど。

事務所のみんなは元気かと聞くので、
もうすぐ帰国することが決まった駐在員が、奥さんと別れたいと
飲み会の席でわめいていたことを話した。
私はその場にいなかったんだけれど、同僚がみんなその場でどうしたら
いいか分からなくて困ったって、次の日いろんな人から聞いたから。

この人、ずーっと奥さんの不満を事務所で漏らしていて、
いろんな若い人と遊んでいる。
子供3人もいるのに、ずっと離婚したいと言い続けている。
この人見てると結婚するのが不安になるって前彼に話したことがあった。
その人は愛してない今の奥さんと結婚してしまったらしい。
それでも結婚してもいいと思う理由があったんだと思うんだけれど。

彼曰く、「結婚ていうのはそんなに軽はずみにしちゃいけないんだ。
この人のためなら何でもできるって思った相手じゃないと俺はできない」

「じゃぁ、私のことはそんな風に思ってくれたんだ(笑)付き合って
そんなに日が経ってなかったけれど?」

「当たり前だろ。佳菜のこと、一生大切にしたいって思ったから
ずっと一緒に居て欲しいって言ったんだ。その決断は正しかったって
思ってる。一生かけて大事にするよ。お金のことでは多少苦労かける
かもしれないけれど(笑)でも頑張るからさ」

「私ももうついていくって決めちゃったから。信じているし、二人でやって
いけば大丈夫だって思ってるから」

「幸せになろうね」

なんだかとってもじ〜んとして、涙があふれそうでした。

日本は既に夜中の2時。
明日も彼は研修なので、そろそろ寝かせてあげることに。
忙しい合間を縫って電話をくれたこと、私のこと本当にいつも想って
いてくれることが本当に嬉しくて、それだけで頑張ろうってまた
自分を奮い立たせることができて、彼に感謝の気持ちで一杯です。


♪かじゅさん、お気に入り登録させていただきました。
 同じ遠距離恋愛同士よろしくお願いします♪

♪けいさん、お気に入り登録ありがとうございます。
 すごく前向きな考えにとても惹かれます。日記読ませて
 戴きますね。よろしくお願いします♪

コメント

お気に入り日記の更新

この日記について

日記内を検索