オペラ

2002年12月12日
観に行って来ました。
こんな大変な状況のときにのんびりオペラなんて、
なんてのんきなんだろうと思われるかもしれませんが。
私もすっかり行く気なくしていたんだけれど、
友達がチケット買ってくれていたし、
仕事がらみで知り合った人(現地人)だけれど、いまのごたごたと
関係の無い人だから少しは気分転換になるかな、と。

月曜日・火曜日の出張の時2時間ほど残業したので、
その2時間今日早めに帰らせてもらうことに。
それで家に一度帰って荷物置いて、思ったより寒いから着替えて、
彼に電話。
昨日、ちょっとさすがにひどいんじゃないかと思う事件があったので
彼に相談に乗ってもらった。

事務所の備品がいつの間にかなくなっているのに気が付いた人が
私が盗んだと思ったらしいのです。
どういうことだ、それは!?という感じなのですが。
で、結局それは事務所内で見つかったのですが、どうもその人は
私をまだ疑っているようなのです。
なんなんだかなー、一体。

どうもその人に裏から根も葉もないことを吹き込んでいる人物が
いるようで、その吹き込んでいる内容から、ある人が犯人だとしか
考えられないのです。
で、彼も知っている人なので、相談した。
簡単に説明するとこんな感じです。

彼も呆れてました。
そりゃそうだ。
でもねー、こういうのって言われてしまったほうが不利。
普通に考えたら分かることなのに、一つ疑い出すと人は
止まらない。
こんな状況に陥ったら、私だって周りの人を疑いたくもなる。
でも、どうしても友達たちがそんなことを言うわけはないし。

だから私がどんなに違うって言っても、聞いてもらえないわけよ。
でも、これ立派な言いがかり。
しっかりメモさせてもらいますから。

で、彼に話を1時間くらい聞いてもらったあと、
電車で30分くらいのところにある町へ。

駅で友人と落ち合い、クリスマス市へ。
これでまた違う町のクリスマス市が見られた。
町が違うとやっぱり売っているものも多少違って、興味深い。
あー、買いたいものは一杯あるんだけれどなぁ。
くだらないごたごたに巻き込まれて買い物に行く時間も
なかったし、そんな気分じゃなかった。
明日1日しかないから頑張らないと。

1時間近く街をうろうろしていたら、足の先や手がすっごく
冷たくなってきた。
開演時間も近づいてきたので、急いで劇場へ。

今日の演目は「ヘンゼルとグレーテル」。
観たことなかったし、話知っているから分かりやすいと思って
選んだんだけれど、これが失敗。
お客の半分以上が子供。
うるさい・・・

しかも、すっごく疲れていたので、
前半の最後の方、舞台が暗くなったら眠くなってしまって、
一時記憶が・・・

でも全体的にはすごく良かった。
前観たオペラと違ってメルヘンだからやっぱりそれなりの
雰囲気だったけれど、それがかえってオペラっぽくなくて。
セットは綺麗だったし、衣装も良かった。
歌もよかったと思うけれど、あぁいう台詞って何語でも
聞き取れないのよね。

いい気分転換になった。
友達って大切だね。
なんてことないことを話し合って、一緒に笑える人。
そういう友達が居てよかった。

日本人社会は嫌いだ。

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