週末は楽しかった。
温泉行ったり、博物館行ったり、森の中を散歩したり、
友達と料理一緒に作ったり、おしゃべりしたり。

明日からまた仕事だから早めに戻ってきた。
彼から留守電が入っていた。
少し前だったので、かけてみた。

彼が出る。
ちょっとしたことからまたすれ違う。
「これから佳菜と本当にやっていけるか不安」と彼が言う。
私も不安。
離れているからなのか、本当は合わないからなのか、分からない。

ここにはまだ書いてなかったけれど、私が倒れた丁度その日、
彼の駐在が決定していた。
一度は100%ダメということになったのだけれど、やはり彼以外に適任が
いないということで、決まったらしい。

それで仕事が忙しくなって、GWに逢いに来てくれるという話もなくなった。
赴任する6月まで待って欲しいと2、3日前のメールに書いてあった。

この国にまた彼が来られる。
でも赴任する月なんて忙しいに決まってる。
それにかなり重い任務を任されている彼に、私のことを考える余裕なんて
ないだろう。10月には大きな仕事が控えている。
それで落ち込んでいた私に彼が更に追い討ちをかけた。

「駐在が終わったら独立しようと思ってる」

なにそれ?

「拠点は日本に置くことになるけれど、1年の半分は海外にいることに
なると思う」

じゃぁ、私は?
結婚して、私だけ日本に戻して、自分は年の半分もいないわけ?
それじゃぁ、結婚したって全然一緒に居られないじゃない。
そんなことなら私は日本に帰りたくない。
日本で生活したいなんて思わない。

「まだそう考えてるってだけで、そう怒るな」

っていうけれど、彼の行動がどれだけ私を不安にさせてるのかこの人には
わかんないんだろうか。
もうだめだ。一緒にいられない。
でもまだ好きだから自分から別れられない。
彼も不安だとかなんだとか言う割にいつも「別れよう」の一言は言わない。

彼にはやっぱり、家族を養うとか大切なものを守るとかそういう意識が
全くないんだと思う。
貯金をしないのも、それなのに会社を作るなんて言うのも安易なんじゃ
ないだろうか。

母の言うとおり、苦労するだろうな、この人といたら、と思った。
もうやめたほうがいいのかもしれない。
好きなまま別れたほうがいいのかもしれない。

やっぱり離れていると難しい。

どうしてもうまくいかない。

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