皮肉

2003年3月12日
朝一番で郵便局に行った。
昨日は緊張と興奮で全然眠れなかった!
朝6時に目が覚めて、信じられないくらい早く身支度をし、
8時になるのを待った。
8時少し前に家を出て、郵便局に着いたのは8時2分。
でも、もう結構人がいた・・・

列に並んで順番を待つ。
呼ばれてカウンターへ。
不在通知票を出して、担当のお兄さんが郵便を探しに行く。
どきどきして待つ。すごく長く感じられた。
パスポートを見せて確認。
書類にサインをして、受け取り。
あぁ、間違いない。
合格したんだ。
すぐに開けてみたくて、カウンターのお兄さんに
「すみません、開けたいので鋏かしてください」と言って、その場で開ける。

合格証書だった・・・
頑張った甲斐があったんだ。
これで勉強を教えてくれた友達に顔向けができる。
良かった・・・

でも、皮肉なもんだね。
私が珍しくいいことがあったとき、彼は今大変な時。
これを知らせることはできない。
待つことしか私にはできない。

会社に行って、同僚に報告。
みんなすごく喜んでくれた。
私もみんなに感謝の気持ちを伝える。
そして勉強を教えてくれた友達にも。
彼女もとっても喜んでくれて、お昼奢ってくれた。
(なんでだろう?普通逆じゃぁ。。。)

友達は実は私が合格できるかどうかは五分五分と思っていたらしい。
本格的に勉強を始めたのも遅かったし、彼とはごたごたしてるし、
普通に仕事しているだけでも時間無いのに、副業やってるし
(試験直前も仕事していたから)・・・
でももっと上を目指して頑張りなよと言ってくれた。
そしてこれからも手伝ってくれる、と。

家のアドレス宛にメールが来ていた。
試験のための準備コースに来ていた日本人の女の人からだった。
そのコースには私を含めて4人日本人が居た。
今回友達もダメだったし、あとの二人もダメだったそうだ。
向こうが書いてきてくれたので、正直に私も受かったことを書いたけれど。
一人だけ落ちるのも嫌だけれど、一人だけ受かってもちょっと辛いかも。
嬉しいニュースでさえ、周りとの関係を考えるとちょっとやりづらい。
友達のことも考えたりすると、手放しで喜べないかな・・・

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夜は、前住んでいた町の友人が、最近元気のない私を気遣って励ましに
来てくれることになっていた。
そこで友人にも合格の報告。
お祝いに食事に行った。

ちょっとまだ恐かったけれど、ワインも飲んだ。
友達のほうが先に酔ってしまったので、まだ早かったけれど、帰ることに。
家に戻ると、翻訳の依頼が入っていた。
でも今日はアルコールが入ってゆっくり眠れそうだったので、
仕事引き受けますというメールだけ書いて、眠りについた。
朝少し早く起きればいいと思ったけれど、朝までぐっすりだった。

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