彼、到着

2003年6月11日
昨日は残業だった。
先週金曜日のウィルスのごたごたで、全然仕事できなかったので、
仕方ない。
それもあったし、あとは今日のため。

今日、彼がこの国にやってくる。
先週の水曜日、出発日と便名が決まったとメールをもらった。

で、悩んだ。
仲良しの友達には彼が来る日が分かったことを話した。
性格の違いか、二人とも全く逆のことを言う。
Aちゃんは、
「ほんと?佳菜、良かったじゃない、連絡来て。勿論迎えに行く
んでしょう?」
Bちゃんは、
「え?迎えに行くの?私なら時間もお金もあっても行かない。」

私はどうしたいんだろう?
実は答え出せなかった。
行きたいのか、行きたくないのか。
行かなくても彼は怒らない。それは分かってる。
彼が到着するのは17時前。
勤務時間中。
しかもこの国のメイン空港まで、ここから2時間。

でも、もしかして・・・と思って先週上司に聞いておいた。
上司は今週まるまる一週間出張で不在。

「水曜日ちょっと早く帰ることになるかもしれないんですけれど、
勤務時間で調整してもいいですか」

ちょっと恐る恐る聞いてみたのに、上司は
「あー、いいよ、いいよー。好きなようにやって♪」
と快諾。

とすると、「行けない」理由は無くなったわけで。
なので行きました。

電車の中でもすごく落ち着かない。
電車に乗ってる1時間半がすごく長く感じた。
空港に着いてからも、着陸のサインが点くまでいらいら。

サインが点いてから出てくるまでもそわそわ。
だって、なかなか出てこない。
到着後30分してようやく人が出てき始めた。

どんなに遠目で見ても、すぐに分かった。
ほんとに太ってる・・・

彼もすぐに私に気がついた。
「来てくれたんだぁ」

感動する暇もなく、彼が発した言葉は、
「佳菜お金持ってる?タクシー代貸して」
ちょっとショック。

彼が予約したというホテルには予約は入ってないし、
一体何なんだろう。

一応は喜んでくれたのかな。
よく分からないけれど、私が帰れる最終の電車の時間まで
彼は付き合ってくれた。
疲れているだろうし、いいよって言ったんだけれど。
私は旅行者じゃないし、別に一人で行動するのは平気なんだけれど、
こういうところ、彼は全然融通利かなくて、危ないから駅まで送る、と。

今日は大した話してないけれど、
やっぱり分からない。自分の気持ちも、彼の気持ちも。

これからどうなるかなぁ。

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