思ったのもつかの間
2003年7月2日昨日の晩、後輩と電話で予定外に2時間も喋っちゃって、
寝る時間が遅くなり、今朝めちゃくちゃ辛かった。
8時半になって、あぁーそろそろ起きなくちゃ!と思ったときに携帯が!
彼でした。
「まだ家?今大丈夫?」と聞く割には、
私がまだ家なので大丈夫というと、
「信じられねー、まだ寝てんの?」だと。ほっとけー。
何の用かと思ったら、前に御世話になった人の連絡先を教えてほしい
って。朝っぱらから聞くことなのかい。
しかもその人は日本へ帰っちゃったし。お世話になった人にはちゃんと
普段から連絡しなさいよ。
そして週末の予定のことも話した。
「おれがそっち行くから家で待っててー」だと。
おととい、私がそっちに行くってことになったじゃん。
よかった、切符買ってなくて。
なんてわがままなんだ。
でも、一緒に居てもなんだかあまり実感ないしね、って言ったら、
「あ、でも今は元気だから今週は大丈夫かも」
何が?って感じだけど・・・そしてすぐに
「でも、やっぱり木・金と出張だから疲れちゃうかな」
一体何がいいたいわけー?
仕事に行けば行ったで、また職場の人がもうごちゃごちゃ
ごちゃごちゃ。
私がこんなに自分の仕事そっちのけで手伝ってるのに、
その人は仕事の後、自分の送別会だからと言って、さっさと
居なくなった。っていうか、駐在員全員。
ふざけんなよー。そんな暇あるなら自分でやれ。
と言うわけで、もう手伝わないぞー。
本当に困っている人には喜んで手伝うけれど、自分で何もしないで、
一人で被害者ぶっている人は好きじゃない。
だったら自分の秘書に言って、やってもらえっての。
秘書と英語でコミュニケーションできないなんて理由にならない。
私だって、全部外国語で片付けてるんだから。
あー、もう苛々。
口調が荒くなってすみません。
今日も残って仕事していたら、また携帯がなる。
友達と今日会おうかーと話していたので、友達かと思いきや、
また彼!!
「佳菜〜?今どこー?元気にしてる?」
朝話したばっかりじゃん。
「まだ仕事」
って言ったら、
「じゃ、終わったら電話してー」と言って電話が切れる。
早めに仕事を切り上げて、電話すると、今忙しいからかけなおすと
言う。一体なんなのー?
5分くらいしてかかって来た彼は、含み笑いをしている。
「ねーねー、俺どこにいると思う?」
まさか、また来たの??
一体何やってるのよ。
案の定、彼は私の住む町にまたやってきたらしい。
一応仕事でとは言っていたけど・・・
「これから30分してから佳菜のところに言っていい?」
というので、
「1時間後にして」といって電話を切る。
ほんとに1時間後に電話してきてやってきた。
飲みに行きたいって言うから、外出るのかと思ったら、
家に上がって、服脱いでるし(汗。
スーツ着てるのが嫌なんだろうけれど。
で、ソファにごろんと横になって、水が欲しいだのなんだのと
言ってる。
何しに来たの?
「えー、佳菜が会えたら嬉しがると思って、驚かせたくて」
おめでたい人だなぁ。
朝元気だったけれど、やっぱり今日の移動で疲れていて、
彼はぐったりしてた。
だからあんまりまたぎゃーぎゃー言うのもねーと思ったので、
特に差し障りの無い話をして。
彼が持ってる見慣れない鞄にふと目がいった。
「これいいでしょー。一昨日買ったの。イタリア製」
高そう。いいものを持つのはいいけれど、そういうの我慢して
貯金してくれるんじゃなかったっけ?本当に浪費家だなぁ。
これで年末貯金してないって言ったら、今度こそ張り倒すからね。
そこへ、仕事の依頼の電話が。
彼はそのやりとりを見ていて、
「佳菜、ほんとにいつも、ずっと仕事してるんだね。体に良くないよ。
会社でも仕事たくさんじゃないか。ちゃんと休んでるのか。」
一応心配はしてくれてるみたいだねー。
まぁ、今日受けた仕事は、絶対2時間でできるっていう自信が
あったから受けたんだけれど。
私だって、自分の実力は嫌というほど知ってるし、出来ない仕事は
引き受けない。
まぁ、今は前みたいに本業が忙しいから、きついってのはあるけど。
それでも私を指名してくれる人が居るなら、やっぱり応えたいって
思ってしまう。
でも彼が居ると仕事に取り掛かれないので(構ってあげないと
怒るので)、疲れている彼に膝枕してあげて、また話しをする。
「佳菜、会わない半年の間にすごく女っぽくなったね。俺のせい?」
誉めてくれるのは嬉しいが、それを自分のせいだと思いたがるのは
一体どう受け止めたらいいのだろう。
返事に困っていると、あっという間に寝息を立てる彼。
私が大変って言うけれど、多分彼の方がもっと大変。
移動距離も半端じゃないし、やってることだって私よりも大変なこと。
そして英語ができるとは言え、やっぱり英語だけじゃ足りない部分
も多い。
対人関係もきっと私よりストレス多いだろうしね。
それでも会いにきてくれる、私を喜ばせようと思ってくれるくらいの
余裕が彼に生まれてきたことを今は喜ぶべきなのかな。
私自信もまだまだゆっくり結論出したいから焦らず。
私の気持ちが引き気味なのを、彼はしっかり気が付いているようで、
そうすると結婚の話をほのめかしたりする。
何かの話で教員免許の話になり、
「そっか、佳菜は教員免許持ってるんだよね。じゃぁ、俺と一緒に
日本帰って教えなよー。そしたら仕事続けられるし、一緒に居られる」
そんな上手くいくかねー。確かに教員免許4つも持ってるよ。
でもうち二つは英語で、持ってるなんていえないくらいのレベルだし。
大学で教えられたらいいんだけれどね。修士持ってないし。
こっちで院もう一回やったら、多分1〜2年で取れるんだけれど。
上司はやりなよ、って言ってくれるけれど、今の仕事量プラス副業
プラス学校じゃ、無理でしょう。
あまり乗り気じゃない私を見て、ちょっと沈んでたな、彼。
でも、その後、「俺ってわがままだよなぁ。佳菜よく嫌いにならないよな」
って独り言言ってました。
え?嫌いになりかけてるのに。
結局3時間くらい一緒にいて、彼は慌てて夜行で出張先(電車で
8時間の南の方)へと出かけてゆきました。
明日はもう来ないでしょうね?
嬉しい部分もある反面、彼が来ると予定していることができないって
のもある。
今日は会社の仕事ができませんでした。
副業(と言っても今日はチェッカー)だけ終わらせて、あとは全て
明日にしちゃおうっと。
明日のお昼は久々に女友達4人と会う。
楽しみです。
コメント