ドライブ

2003年7月5日
結局昨日、二人とも疲れているにも関わらず、ベットの中でも随分と
話をしていて、結局寝たのは2時近かったんじゃないかな。

でも7時前には起きて7時20分の電車に乗る。
あー、こういう時駅まで歩けるとやっぱり便利。
駅まで出る電車の時間とか気にしなくていいものね。

朝早いせいか、寝不足のせいか、彼は日本語しか出てこないようす。
切符を買ってあげて、寝ぼけ眼の彼に、コーヒーを買って行ってあげる。

どうせ電車はすいてるだろうし、寝られるよね、なんて言っていたのに、
結局ずっと喋っていた。
彼もずっとにこにこしていて嬉しそう。

彼の住む町には1時間半で到着。
珍しく途中の駅で、「この電車は予定時間よりも10分早く着いて
しまったので、しばらく当駅に停車します」なんてアナウンスが入り、
いつも遅れているイメージしかないこの国の電車に、こんなことが
あるんだねーと彼と感心。

電車を下りて、彼はすぐに予約している車を取りに行く。
駐車場で車がなかなか見つからなくって参った〜。
排気ガス臭いし。

とりあえず彼の住むウィークリーマンションへ。
すごく新しいビルの中の最上階。
システムキッチンと寝室、広いバスルーム。
収納もたっぷりあるし、テレビも食器も完備♪
バルコニーもついていて。
ベッドもダブル。
色調は全部白で統一。

すごい素敵〜。

彼は、すぐにクローゼットに行って、ワイシャツやらネクタイやら
取り出す。
「ほら、佳菜。これ、全部佳菜がくれたやつ。重宝してるよ。
大事に使ってる。ありがとう」って。

誕生日やバレンタインデーに贈ったネクタイ、クリスマスに贈った
仕立て券つきのワイシャツ生地も、日本に帰った時に持って帰った
ネクタイホルダーも、全部そのまま、そっくりそのまま持ってきて
使ってくれている。
今までは遠すぎて見えなかったけれど(彼もいちいち言わないし)
こうやって全て目に見えるとやっぱり違う。
それだけで、ちょっと嬉しくなった。

出張に行く準備を始める彼。
スーツが2着しかないって言っていた。
そう、ほんとはスーツ仕立ててあげたかったんだけれど、
離れているとどうしても無理だし、私の給料ではちょっと厳しいし。
(って遊びすぎなだけかも)
今度イタリアに一緒に行ったときに作ってあげられるといいなぁ。

私はとりあえずシャワーを使わせてもらう。

二人とも準備が終わった頃には、既にお昼近い。
考えてみればまだ朝ご飯も食べていないので、
近くのイタリアンでブランチ。
そしてどこに行くかを決める。

私がどうしても行きたいーと言って、近郊の町へ連れていってもらう
ことに。ほんとは古城ホテルとかで一泊♪とか考えていたんだけど、
彼は「お金もったいないし、ずっと出張で外だったから家でのんびり
したい」と言う。

お金がもったいないなんて言うなんてどうしたのかしら。
まぁ、でもずっと外泊が疲れるなら家に戻ってくるのも悪くない。
ここ、素敵だし♪

ガイドブックに載っていない小さな町だったので、
彼が気に入ってくれるかすごく疑問だったけれど、
大当たり♪

すごく古い町で、木組みの家がたくさん。
しかも本当に本当に古くて伝統的なもの。
デザインも綺麗で、彼はひたすら感動してました。
よかったー。

町を散々歩いた後、老舗のカフェでお茶して。
なんかいいよねー、こういう普通のデート。
しかも外国でさ。

彼は機嫌も体調も良いらしく、無理しなくていいよという私の言葉
なんか聞かずに、また更に違う町目指して運転していく。
2、3箇所に立ち寄って、散策。
本当に適当な、行き当たりばったりの旅。
車だとこういうのができるからいいよねー。

あまり遅くならないうちに帰って、夕食。
韓国料理に行ったんだけれど、量が想像していたよりも多くて、
彼はもう限界というところまで食べる羽目に。

なんとか運転して帰ってきたものの(彼がいないと運転できない
から困りもの)、二人とも苦しくて動けない。

やっと話せるようになったらもう12時近く。
二人とも元気になって、本当に久しぶりに二人でゆっくりとした時間
を過ごした。

こういう感じでずっと過ごせるなら楽しいのになぁ。



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