彼の気紛れ

2003年8月4日
3日の晩、彼が月曜日うちの事務所に寄るから私のところに泊まりたい
というので、夜9時以降に家に着くけれど、泊まるのは問題ないよと
言って置いた。

彼も夜に着くから大丈夫なんて言っていたくせに、彼から
「今着いた」のメールが来たのは午後3時半。
言ってることが全然違うじゃん。

しかも私は夜9時過ぎるって言ってあったにも関わらず、
電話してきて、「今どこ?」

答えると、
「なんでそんなとこいるの?そんなとこで何やってるの?
こっち日曜だから店やってないし時間潰せないんだけど」

はぁ?そんなこと知るかってーの。
私は最初から自分の予定言ってあったんだし、店が日曜全部閉まってる
ことだって2年も住んでたなら知ってるでしょ、当然。

着いたときの彼は超不機嫌。
何でやっと家に帰ってきて一息〜と思ってるときに不機嫌な彼の顔
見てなくちゃいけないの?
私だって疲れてるよ。電車遅れて。
他人が泊まりに来るの面倒ってことだってあるでしょ。
でも文句言ったりしないじゃない。
彼はきっとそれは当たり前って思ってるんだろうね。

トランクの中に入れてあった背広が皺になったと言って、また
苛々する彼。
アイロンかけるよって言っても、いいと頑なに断る。
どうせいっていうんじゃー!!

翻訳断ったから週末会えるって言ったら、
ふぅーんて感じでそれも当然って思ってるのか?
原稿見せてみろっていうから見せたら、
「佳菜はもっと専門性を身に付けなくちゃだめだ」と説教し始めた。
私の実力も欠点も私が一番よく知ってるし、アドバイスしてくれる
のはありがたいけれど、何もこんな疲れているときに責めなくても。
と私も投げやりになってきた。

それでも彼がシャワー浴びてる間に、背広とワイシャツアイロン
かけてあげたりしたのに。
仏頂面のまま。
はぁ。
もう知らん。

私が布団に入ったら、なんだかぼそぼそ仕事の愚痴を言い始めた。
ほんとはね、彼がいたって、チェッカーの仕事したかった。
でも淋しがるだろうって思ったから、仕事しないで一生懸命
話そうとしたのに、彼は何なの?一体。
それで私のことわがままとか言うんだから、ほんと子供じゃん!

とにかく仕事なので寝る。

で、朝起きたら、やっぱりうちの事務所には来ないと言い出した。
何のために来たわけ、あんた?
しかも私の気分害して。
っとにかんじ悪い。

構っていられないので、鍵閉めてポストに入れておいてねと伝えて
会社へ。

昼頃ショートメールで「ありがとう。今戻ってきた」と来た。

家に何かメッセージあるかなーって帰ってみると、PCの画面に
付箋に書いた彼の手書き文字。
“佳菜へ  昨日はフキゲンでごめん。愛してます ”って。

単純に少し嬉しかったけれど、反省するくらいならそれを態度に
出さないようにしようよ。もういい年なんだから!
って、謝れるようになっただけでも進歩なのかな。

帰ってからは週末の遅れを取り戻すべく、仕事仕事でした。

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