は〜、この日は久々に怖い、というか心細い思いをしたなぁ。

彼が友達とドライブに行く♪などと呑気なメールを送ってきたため、
それなら帰ってくるのが遅くなるかもしれないと、23時に彼の住む町の
中央駅に到着する電車に変更した。

いつものように「到着する前に電話してね」というので、着いた後だった
けど、電話した。
そしたら彼はなんと!まだこの国に戻ってきてないという!
は〜?
人が来るって分かってるのに?
しかも遅れるって既に分かってるならそっちから電話よこしなさいよ!
とぶち切れた私。

とにかく連絡するから駅前の○○ホテルのロビーで待っててと言われ、
従う。ところが1時間くらいしたところで、ホテルの宿泊客じゃないなら
出て行けといわれ、追い出されてしまった。
このとき既に24時半。
彼に電話すると今度は携帯が通じない・・・(汗。
夜中の中央駅なんてめちゃくちゃ危ない!
しかもクリスマス前で変なのたくさんいるし。
この時間になると麻薬やってたり、酔っ払っていたりみんな目つきが
尋常じゃないし。
警察もいるけどあんまりあてにはならないしね。
ほら、私は所詮外国人だし。

でかい荷物持ってると動きづらいので、コインロッカーに入れる。
暇なので友達に電話。
友達はすっごいびっくりしてた。
彼が住む町の中央駅はこの国で1、2を争うくらい治安悪いとこだから。
大丈夫〜?って言われても居るしかないのよねぇ。

もう時間が遅すぎてカフェも本屋もぜーんぶ閉まってるし、挙句の果てに
は駅の入り口まで1箇所以外全部閉められた。
出るのは自由なんだけれど、電車が発着しないこの時間、用も無いのに
駅に入ってくることが不可能になる。
酔っ払った若者たちが警察相手に入れろ入れろと騒いでたし。

友達と話していると彼からの電話が受けられないので、そろそろ
切るねーということで切ると今度はバッテリーが無くなる。
電源が確実にあるところといえばトイレ。
なのでトイレでしばし充電。
私はこんな夜中に何やってるんでしょうねぇ、って思った。

もう面倒だからホテルでも探しに行こうかなぁと思った1時半ごろ
ようやく彼から電話。
やっと着いたって。
着いたって言ってもねぇ。遅すぎ!!

彼もへとへとに疲れていた。
タクシーに乗って彼の話を聞くと、彼もそうとうとばっちりを食らったらしい。

同じ県出身の日本人の夫婦に誘われてお隣の国までクリスマス市を
見にドライブ&(この国と違って洗練された雰囲気のその国で)お買物、
ということだったらしい。

が、運転していた旦那さんが途中で具合悪くなり、
やっとの思いでたどり着いたかと思うと、食事中にさらに悪化して
いつのまにかいなくなってて、あまりにも戻ってこないから探しに
言ったらロビーのソファで寝てた、って・・・
血糖値が下がっちゃう人のようで、奥さんは慣れっこだったらしく
別に帰ってこなくても探そうともしなかったらしい(すごい)。

彼は途中から「なんだこいつら」と思っていたらしい。
その後はその夫婦買い物しまくり、私との約束があって時間を気にして
いた彼が何度も帰ろうと言ってようやく帰路へ。

が、また旦那気分が悪くなる。
さらに道を間違え知らない町へ迷い込む。
(普通帰りの方が楽なんじゃ・・・?)
運転不可能なほど悪化し、苛々が頂点に達した彼が運転を交代。
(奥さんは運転できないらしい)

で、なんとか帰ってきた、と。

その夫婦、一体何?

理解できません。

そんなん、ほんとかなぁ?とちょっと疑ったけど、彼も相当苛々していた
みたいなので、それ以上言わなかった。
そしたら彼が、小さな白い紙袋を差し出す。

『遅れたお詫び』

中を開けるとBaby Diorのウサギのぬいぐるみ〜。
カワイイ。
こんな気を遣ってくれるなんて、ちょっとは成長したのかしら?

家に到着するなり、二人とも疲れてすぐ寝てしまいました。


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