クリスマス・イヴ
2002年12月24日二人で迎える初めてのクリスマス。
休み取れるかもなぁなんて言っていたのに、そんな夢はあっけなく破れ、
彼は通常通りお仕事。
私はといえば、彼が居ない間仕方ないので、
どっかで暇を潰すしかない。
鍵をもらって街へ出る。
彼は今年はクリスマス・プレゼント無し!なんて言っていたけれど
(2回もヨーロッパに来ちゃってお金ないから)
私はあげたいなーと思っていた。
かといって彼が今住んでいるところは、仮の住居。
だからむやみに置物とかは増やせない。
ネクタイはこの間プレゼントしちゃったし。
ということで、今回はワイシャツ生地2枚+仕立券にした。
こっちに居たときから同じの使っていて、新しいの増えてないみたいだったし。
何枚あっても邪魔になるものじゃないしね。
どうせなら既製品よりジャストサイズのほうがいいし。
父がいつも仕立ててもらっていたのを見ていたから、それが普通なのかな
と思っていたし。
でも自分で買うのは初めてだったりする。
デパートに出かけて紳士服売り場をいろいろ見ているうちに、
セーターとか他の小物とかいろいろ目移りしちゃうんだけれど、
サイズがよく分からないから、こういうのは一緒に来られる時の方が
いいなー、財布やベルトは今気に入って使っているものがあるみたいだし、
と考えてやっぱり最初の案に落ち着く。
とは言え、選択肢がいっぱいあって、生地を選ぶのですら、結構時間
かかってしまった。
その他にいろいろお店を見て、自分の物を買ったりして(旅先で荷物
増やしてどうするのって感じですが)
荷物が両手いっぱいになったので、一度家に戻ることにした。
17時を回ったので、彼に電話を入れると、
残業+歯医者に行くとのこと。
何で人がいるのに歯医者の予約なんて入れてる訳?
ちょっと理解し難いけれど、仕方ないじゃない?
じゃぁ、どうすればいいのって訊いたら、
「家に居て。20時くらいには帰れると思う」
っていうから、もう街にでるのも面倒だし、
家でテレビ見たり、友達にはがき書いたりしていたら、
あっという間に20時になった。
とそこへタイミングよくインターフォンが鳴ったので、
てっきり彼かと思って思い切りドアを開けてしまった!
ら、違ったのよ。
全然知らない男の人が立っていて。
きゃーーーーーーーー!!
この汚い家の中を見られたら、私の性格を疑われる!!
(めちゃくちゃなのです。引っ越してきたばかりの家みたいで)
と思って慌ててドアを閉めようとしたんだけれど・・・
どうやら新聞の勧誘らしい。
うちが彼の人生初めての営業活動らしく、一生懸命サービス内容を
訴えてきた。
なんだかとっても同情を誘う外見(!?)で、この人じゃ、契約取るの
難しそうだなぁと思ってしばし考えてしまった。
悪い人じゃぁなさそうなんだけれど。
でも、私は居候の身。
彼も新聞は要らないだろうし。
ここでこれ以上ゴミ増やされても困るから。
丁重にお断りしたんだけれど、また後から来るので、彼が帰ってきたら
訊いておいてください、と言い残してその勧誘員さんは次のお宅へ
行ってしまった。
結局その勧誘員さんが2回目来たときも彼は帰ってなかった。
電話で彼に聞いてもらえませんかというのだけれど、
彼の家には電話がない!
この荒れ果てた家の中と電話も無い家ということでこちらが同情されて
しまった。
電話貸しますからって言われたけれど、それも断って帰っていただいた。
彼が帰ってきたのは1時間も経った21時頃だった。
「もう〜、佳菜〜、電話ないと不便〜。携帯持ってないし、うちには
電話ないし、街へ出てきてもらおうと思ったけれど、帰ってきたー」
仕方ないじゃん!!私だって待ちくたびれたよ。
そんな私をよそに彼は「でかけるから支度して!時間過ぎちゃった。
間に合うかな」などと言っている。
どうやらイヴってことで、どっかに食事の予約を入れておいてくれた
らしい。
でも彼、歯医者に行って、相当痛い思いをしたらしく、あまり食事を
するって気分じゃないらしい。
だいたいイヴの日に歯医者の予約とレストランの予約を入れるなんて
変だわ!
私はそんなの全然予想してなかったし、屋台で飲みながら食事する
(実はこっちの方がヨーロッパじゃできないから私にとっては貴重な
体験なのです)ほうがよかったので、そうしようよって言ったら、
彼も賛成してくれて、じゃぁ、とりあえずそのレストランに言って
軽くワインと何かつまんで移動しようか。ってことになった。
私はふつーのレストランを想像していたんだけれど。
そこはとってもとっても格式高いお店だったらしく。
知らなかったし、そんなの持ってきてなかったから、私は当然普段着。
彼は仕事帰りでスーツ姿だからいいけれど!!
ひどい〜!!
しかも彼、笑ってるし!
着席すると、クリスマス・メニューでもうそれと決まっていた。
断るわけにもいかず、コース料理を頂くことに。
いい素材を使ってるし、味もすごく美味しかったんだけれど、
なにせまたすごい量で!!
さすがの彼にもフレンチでこれだけの量が出てくるとしんどかったみたい。
でも彼がそんな気を使ってくれていたのがすごく嬉しかった!
彼がどこかで飲みなおす?と訊いてきたけれど、
もうお腹いっぱいだったし、彼も3連休明けの仕事で疲れているだろう
と思って、家でゆっくりしようよと提案してそのまままっすぐ家へ。
寝る前に彼にプレゼントをあげた。
「え〜、ほんとに!?でも俺時間なくて今日プレゼント取りにいけなかった
んだ。だから、これも明日あけていい?」
ってことで明けてもらえなかったんだけれど。
私へのプレゼントは要らないよって言ったんだけれどなぁ。
彼も買わない!なんて言っていたし。
その気持ちだけで十分なんだけれど。
明日は彼が仕事の間、何して過ごそうかなぁ。
*****
今日嬉しかった一言。
食事した帰り、駐車場に向かう路上での彼の言葉。
「佳菜、付き合い始めてからどんどん綺麗になっていくよね。
俺のお陰だ。これからも大切にするから」
彼のお陰ってのはどうかなー?と思うけれど、自分のことちゃんと見て
いてくれるのはすごく嬉しい。
私から聞かなくても言ってくれるってことがすごく大切。
休み取れるかもなぁなんて言っていたのに、そんな夢はあっけなく破れ、
彼は通常通りお仕事。
私はといえば、彼が居ない間仕方ないので、
どっかで暇を潰すしかない。
鍵をもらって街へ出る。
彼は今年はクリスマス・プレゼント無し!なんて言っていたけれど
(2回もヨーロッパに来ちゃってお金ないから)
私はあげたいなーと思っていた。
かといって彼が今住んでいるところは、仮の住居。
だからむやみに置物とかは増やせない。
ネクタイはこの間プレゼントしちゃったし。
ということで、今回はワイシャツ生地2枚+仕立券にした。
こっちに居たときから同じの使っていて、新しいの増えてないみたいだったし。
何枚あっても邪魔になるものじゃないしね。
どうせなら既製品よりジャストサイズのほうがいいし。
父がいつも仕立ててもらっていたのを見ていたから、それが普通なのかな
と思っていたし。
でも自分で買うのは初めてだったりする。
デパートに出かけて紳士服売り場をいろいろ見ているうちに、
セーターとか他の小物とかいろいろ目移りしちゃうんだけれど、
サイズがよく分からないから、こういうのは一緒に来られる時の方が
いいなー、財布やベルトは今気に入って使っているものがあるみたいだし、
と考えてやっぱり最初の案に落ち着く。
とは言え、選択肢がいっぱいあって、生地を選ぶのですら、結構時間
かかってしまった。
その他にいろいろお店を見て、自分の物を買ったりして(旅先で荷物
増やしてどうするのって感じですが)
荷物が両手いっぱいになったので、一度家に戻ることにした。
17時を回ったので、彼に電話を入れると、
残業+歯医者に行くとのこと。
何で人がいるのに歯医者の予約なんて入れてる訳?
ちょっと理解し難いけれど、仕方ないじゃない?
じゃぁ、どうすればいいのって訊いたら、
「家に居て。20時くらいには帰れると思う」
っていうから、もう街にでるのも面倒だし、
家でテレビ見たり、友達にはがき書いたりしていたら、
あっという間に20時になった。
とそこへタイミングよくインターフォンが鳴ったので、
てっきり彼かと思って思い切りドアを開けてしまった!
ら、違ったのよ。
全然知らない男の人が立っていて。
きゃーーーーーーーー!!
この汚い家の中を見られたら、私の性格を疑われる!!
(めちゃくちゃなのです。引っ越してきたばかりの家みたいで)
と思って慌ててドアを閉めようとしたんだけれど・・・
どうやら新聞の勧誘らしい。
うちが彼の人生初めての営業活動らしく、一生懸命サービス内容を
訴えてきた。
なんだかとっても同情を誘う外見(!?)で、この人じゃ、契約取るの
難しそうだなぁと思ってしばし考えてしまった。
悪い人じゃぁなさそうなんだけれど。
でも、私は居候の身。
彼も新聞は要らないだろうし。
ここでこれ以上ゴミ増やされても困るから。
丁重にお断りしたんだけれど、また後から来るので、彼が帰ってきたら
訊いておいてください、と言い残してその勧誘員さんは次のお宅へ
行ってしまった。
結局その勧誘員さんが2回目来たときも彼は帰ってなかった。
電話で彼に聞いてもらえませんかというのだけれど、
彼の家には電話がない!
この荒れ果てた家の中と電話も無い家ということでこちらが同情されて
しまった。
電話貸しますからって言われたけれど、それも断って帰っていただいた。
彼が帰ってきたのは1時間も経った21時頃だった。
「もう〜、佳菜〜、電話ないと不便〜。携帯持ってないし、うちには
電話ないし、街へ出てきてもらおうと思ったけれど、帰ってきたー」
仕方ないじゃん!!私だって待ちくたびれたよ。
そんな私をよそに彼は「でかけるから支度して!時間過ぎちゃった。
間に合うかな」などと言っている。
どうやらイヴってことで、どっかに食事の予約を入れておいてくれた
らしい。
でも彼、歯医者に行って、相当痛い思いをしたらしく、あまり食事を
するって気分じゃないらしい。
だいたいイヴの日に歯医者の予約とレストランの予約を入れるなんて
変だわ!
私はそんなの全然予想してなかったし、屋台で飲みながら食事する
(実はこっちの方がヨーロッパじゃできないから私にとっては貴重な
体験なのです)ほうがよかったので、そうしようよって言ったら、
彼も賛成してくれて、じゃぁ、とりあえずそのレストランに言って
軽くワインと何かつまんで移動しようか。ってことになった。
私はふつーのレストランを想像していたんだけれど。
そこはとってもとっても格式高いお店だったらしく。
知らなかったし、そんなの持ってきてなかったから、私は当然普段着。
彼は仕事帰りでスーツ姿だからいいけれど!!
ひどい〜!!
しかも彼、笑ってるし!
着席すると、クリスマス・メニューでもうそれと決まっていた。
断るわけにもいかず、コース料理を頂くことに。
いい素材を使ってるし、味もすごく美味しかったんだけれど、
なにせまたすごい量で!!
さすがの彼にもフレンチでこれだけの量が出てくるとしんどかったみたい。
でも彼がそんな気を使ってくれていたのがすごく嬉しかった!
彼がどこかで飲みなおす?と訊いてきたけれど、
もうお腹いっぱいだったし、彼も3連休明けの仕事で疲れているだろう
と思って、家でゆっくりしようよと提案してそのまままっすぐ家へ。
寝る前に彼にプレゼントをあげた。
「え〜、ほんとに!?でも俺時間なくて今日プレゼント取りにいけなかった
んだ。だから、これも明日あけていい?」
ってことで明けてもらえなかったんだけれど。
私へのプレゼントは要らないよって言ったんだけれどなぁ。
彼も買わない!なんて言っていたし。
その気持ちだけで十分なんだけれど。
明日は彼が仕事の間、何して過ごそうかなぁ。
*****
今日嬉しかった一言。
食事した帰り、駐車場に向かう路上での彼の言葉。
「佳菜、付き合い始めてからどんどん綺麗になっていくよね。
俺のお陰だ。これからも大切にするから」
彼のお陰ってのはどうかなー?と思うけれど、自分のことちゃんと見て
いてくれるのはすごく嬉しい。
私から聞かなくても言ってくれるってことがすごく大切。
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下見
2002年12月23日ここの旅館の朝食は更に早かった。
7時半。
昨日遅くに温泉に入ったりしたので、寝たのも結構遅かった。
で、7時半の朝食に間に合うように支度するのはしんどいー。
今日は彼も同じだったらしく、彼の携帯の目覚ましが鳴っても
二人とも起きないし。
ようやく布団から起き上がったのが7時半。
すると部屋に電話。
朝食の準備が遅れるので15分くらい遅く来てくださいとのこと。
良かったーと二人でちょっとほっとする。
朝食に行くと、旅館の人に遅くなってごめんなさいと何度も謝られて
しまったけれど、私たちにとっては好都合だったのに。
今日は早く起きたから時間もたっぷりある。
彼が阿蘇山に連れて行ってくれた。
エメラルド・グリーンの火口が見える。
普段あまり見えることがないらしい。
彼にラッキーだね、と言われた。
その後草千里に行って、二人で広い野原を歩く。
それほど寒くもなく、きれいな空気が清々しくて気持ちいい。
今は冬だから、あまり色がないけれど、初夏にもう一度来たいな。
再び車を走らせ、予定していた私たちの式場へ向かう。
下見させてもらった。
庭園がすごく手入れされた立派なもので、全体の雰囲気も純和風で
素敵。街の雰囲気がまた情緒あって。
とっても気に入った。
やっぱり3月にやりたいなぁ。ってことは1年先になっちゃうんだけれど。
連絡もせずに急に行ったんだけれど、とても感じよく応対してくださった。
キャンセルしなくちゃいけない旨はまだ伝えてないのよね・・・
この後式のことで彼とちいさな喧嘩になってしまって、家に帰り着くまで
の間彼は苛々してた。
相手するのが面倒だから、私は眠ってた。
子供っぽいのよ、そういうところ。
そんなに短気でどうするのよ。
部屋に戻ってしばらくして、ようやく悪いと気が付いたみたい。
少しずつ元に戻ってきたけれど、
その後ゆっくり話しをする暇もなく、彼は明日の準備と言って、
仕事を始めた。
私は待っていられなくて、一人で先に眠ってしまった。
後から聞いたら、彼が仕事終わったとき、私は既に熟睡状態で、
とっても淋しかったそう・・・
7時半。
昨日遅くに温泉に入ったりしたので、寝たのも結構遅かった。
で、7時半の朝食に間に合うように支度するのはしんどいー。
今日は彼も同じだったらしく、彼の携帯の目覚ましが鳴っても
二人とも起きないし。
ようやく布団から起き上がったのが7時半。
すると部屋に電話。
朝食の準備が遅れるので15分くらい遅く来てくださいとのこと。
良かったーと二人でちょっとほっとする。
朝食に行くと、旅館の人に遅くなってごめんなさいと何度も謝られて
しまったけれど、私たちにとっては好都合だったのに。
今日は早く起きたから時間もたっぷりある。
彼が阿蘇山に連れて行ってくれた。
エメラルド・グリーンの火口が見える。
普段あまり見えることがないらしい。
彼にラッキーだね、と言われた。
その後草千里に行って、二人で広い野原を歩く。
それほど寒くもなく、きれいな空気が清々しくて気持ちいい。
今は冬だから、あまり色がないけれど、初夏にもう一度来たいな。
再び車を走らせ、予定していた私たちの式場へ向かう。
下見させてもらった。
庭園がすごく手入れされた立派なもので、全体の雰囲気も純和風で
素敵。街の雰囲気がまた情緒あって。
とっても気に入った。
やっぱり3月にやりたいなぁ。ってことは1年先になっちゃうんだけれど。
連絡もせずに急に行ったんだけれど、とても感じよく応対してくださった。
キャンセルしなくちゃいけない旨はまだ伝えてないのよね・・・
この後式のことで彼とちいさな喧嘩になってしまって、家に帰り着くまで
の間彼は苛々してた。
相手するのが面倒だから、私は眠ってた。
子供っぽいのよ、そういうところ。
そんなに短気でどうするのよ。
部屋に戻ってしばらくして、ようやく悪いと気が付いたみたい。
少しずつ元に戻ってきたけれど、
その後ゆっくり話しをする暇もなく、彼は明日の準備と言って、
仕事を始めた。
私は待っていられなくて、一人で先に眠ってしまった。
後から聞いたら、彼が仕事終わったとき、私は既に熟睡状態で、
とっても淋しかったそう・・・
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急遽、今日も温泉
2002年12月22日翌朝、また豪勢な朝食・・・
またもすごい量を食べることになってしまった。
そう、日本の旅館について思うこともう一つ。
朝食の時間が早い!!
選ぶことが出来たけれど、8時または8時半の二通りだけ。
ホテルだと6時から10時というように、いつでもいいじゃない?
大抵バイキングだし。
こういう和食の朝は嬉しいけれど、旅先でゆっくりしたいなと
思っても、嫌でも朝食の時間に合わせておきなくちゃいけない
のが私にとってはこの上なく辛い。
せめて9時っていう選択肢も作ってもらえたらなぁ。
こんなに遅くに朝食に来られたら旅館の人は迷惑なんだろうけど。
片付かないもんね。
しかも、日本に帰ってからというものの、毎日朝のんびりと
起きていたので、余計辛い。
彼はごはんが何より大切、な人なので、食事のためなら起きる(-_-;)
たとえ私を置いていっても・・・
起きてもぼーっとしている私をよそに、彼は先に行ってるねーと
さっさと行ってしまった。
目が覚めても、女の人の場合、そのまますぐに人様の前に出るって
わけにもいかないしね。ちょっとは身だしなみ整えてからじゃないと。
寝起きで、やっぱり全部食べきれなかったので、
彼にお願いした。
出発する前、また少し歩く。
昨日は暗くて見えなかったけれど、橋から男湯が見える。
彼が寝そべっていた姿、もしかしたら誰かに見られていたかもね、
なんていいながら。彼もちょっと焦ってた。
すごくいい旅館だったねーといいながら、そこを後にした。
あの設備でこの値段、って多分すごく安いんだろうな、って思った。
*****
私の希望で、大分県の竹田というところに連れていってもらった。
滝廉太郎の出身地と言って良いところ。
彼は私が今住む国に縁の深い人。
留学していた。
私が大学時代、彼の人生を描いた映画があり、家の近くの映画館
に一人で見に行ったなぁ。
彼が留学していた土地には、私はまだ行ったことないんだけれど、
いつか行ってみたいなと思ってる。
今回、偶然この近くに来たから是非行きたいって彼にお願いした
というわけ。
滝廉太郎が住んでいたという家を見て、いろんな資料を見せてもらう。
ずっと行ってみたいなぁと思っていたので、こんな形で来られるとは
思ってなかった。
東京に居た頃、九州は私にとっては遠い遠い土地だったから。
滝廉太郎の人生を、故郷を自分の目で垣間見ることができて
良かった。
車でまた走っていると、湧き水の出るところがたくあんあることに
気が付く。
蛍を養殖するために使っているところもあるようだし。
本当に環境のいいところなのね。
そして、結構猫が歩いているんだけれど、みんな人懐っこい。
警戒心が全くないというか。
それどころか、近寄ってくる。
なんだか、大都市では考えられないことだよね。
今日の夜どうするかって決めてなかった。
でも私が温泉行きたい!って言ったから、彼がその場所からあまり
遠くないところで、良さそうなところに何件か電話してくれた。
どこもいっぱいだったんだけれど、1箇所だけ、旧館の部屋で
良ければ、と言ってくれたところがあった。
昨日喧嘩しちゃって、ほんとうの意味でのんびりできなかったから、
どうしてもこのまま帰りたくなかった。
山の奥に奥にずーーーーっと入っていって、一体どれくらい行ったら
着くんだろうと思うところにその旅館はあった。
でも結構大きくて、私たちの到着を待っていてくださったらしく、
すぐ出迎えてくれた。
建物に入ると、うっとくる硫黄の匂い。この匂い久しぶりに嗅いだかも。
割と苦手だったりするんだけれど・・・
それにしても、いろいろと泉質が違うものなのね。
本当に古い建物だぁ。
部屋のドアは傾いでしまって、閉めるのにちょっと苦労する。
こじんまりとした和室。
洗面所とお手洗いは共同。
昨日とは違うけれど、そこがまたいい感じ。
大学時代の合宿を思い出す。
夕食を取っている間に、部屋には既に布団が敷かれていた。
布団を敷いてしまうと、既に部屋はいっぱい。
2人で、布団の上にごろんとなって、じゃれあいながらテレビを
観る。私にとっては日本のテレビ番組も懐かしい。
ごろごろするのが大好きな私は、めちゃくちゃリラックスモード。
それを見て彼は楽しそうに笑っていた。
不意に彼が訊く。
「ねーねー、佳菜は俺と一緒に居るとき、いつが一番楽しい?」
「こうやって何気ない会話しながら、2人でのんびりごろごろしてるとき」
と私。
「やっぱりねー」と笑う。
「あなたは?」
「食事してるとき」
それは、私と一緒じゃなくても楽しいんじゃないの?って思ったけれど、
「一緒に食事をすると、自分の家族といるんだって思う」と。
「あと、夜中に目が覚めて、隣に佳菜が居るって確認するとき。
隣に居るとすごく安心する」
これは彼が日ごろからよく言っていた台詞。
目が覚めて、隣に私が居なくて淋しいと電話してきたり、メールを
送ってくることが何度かあった。
「2人で毎日こうやって一緒に居られる日が早く来るといいなぁ」
そうだね。
さんざんごろごろしていて、だんだん動くのが億劫になってきたので、
まだ動く気力のあるうちに、彼と混浴の露天風呂に行くことに。
露天風呂は建物を出て、ちょっと歩く。
外はかなり寒い。
露天風呂ではこれを着用してくださいと部屋に案内されたとき
渡された着衣を持っていく。
勿論着なくてもいいんだけれど、彼がいいって言うわけがない。
普段ヨーロッパで何も着用しないで混浴が当たり前なので、
逆に抵抗あったんだけれど、日本人はじろじろ見るからねー。
仕方ない、着用して入る。
学生らしいグループが中に居て、写真撮ったりしてはしゃいでいた。
結構お湯は熱い。お風呂自体はそれほど広くない。
目の前に小さな滝が二つあって、すごく雰囲気がいい。
そのうちにグループが出て行ってしまって、2人だけになった。
静かー。
私も学生の時は友達とあぁやってワイワイ騒ぎながらお風呂に
入ったもんだけれど、今は静かにのんびりつかるのが好き。
年取った証拠かしら。
どうでもいいけれど、この着衣を身に付けていると、
半身浴して、次にお湯につかるとき、
水を含んだこの布が異常に冷たくなっていて、ひじょーに寒い。
これ、旅館のことを考えて水切れがいい素材なんだろうけれど、
肌触り悪いし、使うほうにとってはあまり実用的とは言いがたい。
だから、2人きりの時は外してた。
時々話しをしたりしながら、ぼけーっとして。
彼が半分のぼせているようなので、あがることに。
彼と少し散歩しながら話しをしたけれど、全然寒くない。
体の心から温まっているようなので、むしろ風が気持ちいい。
「ずぅっと仲良く、こうやって旅行できるといいな」彼が呟いた。
部屋に戻って、またごろごろ開始。
そして2時間くらいたった頃、今度は大浴場の方へ。
女湯には3つお風呂があった。
見るとゆずが入っている。冬至なんだぁ。
となりの男湯から、彼が「佳菜ー、ゆずが入ってるよー」って叫んでる。
恥ずかしい。誰もいないのかな。
こっちに誰かいたらどうするのよ。
3つの温泉をはしごして、楽しむ。
このときこのだだっ広いお風呂に私一人だったので、のんびり。
でもあまり遅くなると彼が可哀想だから30分くらいでやめておいた。
身支度をして、出て、彼と決めておいた合図を確認。
彼は先に部屋に戻った様子。
肌の手入れをして、コンタクトを外す。
彼は相当疲れているようでぐったりしてる。
早く隣においでよって言ってるけれど、眠いんじゃないの?
私が隣に行くと案の定すぐ眠ってしまったね。
私は睡眠薬?
またもすごい量を食べることになってしまった。
そう、日本の旅館について思うこともう一つ。
朝食の時間が早い!!
選ぶことが出来たけれど、8時または8時半の二通りだけ。
ホテルだと6時から10時というように、いつでもいいじゃない?
大抵バイキングだし。
こういう和食の朝は嬉しいけれど、旅先でゆっくりしたいなと
思っても、嫌でも朝食の時間に合わせておきなくちゃいけない
のが私にとってはこの上なく辛い。
せめて9時っていう選択肢も作ってもらえたらなぁ。
こんなに遅くに朝食に来られたら旅館の人は迷惑なんだろうけど。
片付かないもんね。
しかも、日本に帰ってからというものの、毎日朝のんびりと
起きていたので、余計辛い。
彼はごはんが何より大切、な人なので、食事のためなら起きる(-_-;)
たとえ私を置いていっても・・・
起きてもぼーっとしている私をよそに、彼は先に行ってるねーと
さっさと行ってしまった。
目が覚めても、女の人の場合、そのまますぐに人様の前に出るって
わけにもいかないしね。ちょっとは身だしなみ整えてからじゃないと。
寝起きで、やっぱり全部食べきれなかったので、
彼にお願いした。
出発する前、また少し歩く。
昨日は暗くて見えなかったけれど、橋から男湯が見える。
彼が寝そべっていた姿、もしかしたら誰かに見られていたかもね、
なんていいながら。彼もちょっと焦ってた。
すごくいい旅館だったねーといいながら、そこを後にした。
あの設備でこの値段、って多分すごく安いんだろうな、って思った。
*****
私の希望で、大分県の竹田というところに連れていってもらった。
滝廉太郎の出身地と言って良いところ。
彼は私が今住む国に縁の深い人。
留学していた。
私が大学時代、彼の人生を描いた映画があり、家の近くの映画館
に一人で見に行ったなぁ。
彼が留学していた土地には、私はまだ行ったことないんだけれど、
いつか行ってみたいなと思ってる。
今回、偶然この近くに来たから是非行きたいって彼にお願いした
というわけ。
滝廉太郎が住んでいたという家を見て、いろんな資料を見せてもらう。
ずっと行ってみたいなぁと思っていたので、こんな形で来られるとは
思ってなかった。
東京に居た頃、九州は私にとっては遠い遠い土地だったから。
滝廉太郎の人生を、故郷を自分の目で垣間見ることができて
良かった。
車でまた走っていると、湧き水の出るところがたくあんあることに
気が付く。
蛍を養殖するために使っているところもあるようだし。
本当に環境のいいところなのね。
そして、結構猫が歩いているんだけれど、みんな人懐っこい。
警戒心が全くないというか。
それどころか、近寄ってくる。
なんだか、大都市では考えられないことだよね。
今日の夜どうするかって決めてなかった。
でも私が温泉行きたい!って言ったから、彼がその場所からあまり
遠くないところで、良さそうなところに何件か電話してくれた。
どこもいっぱいだったんだけれど、1箇所だけ、旧館の部屋で
良ければ、と言ってくれたところがあった。
昨日喧嘩しちゃって、ほんとうの意味でのんびりできなかったから、
どうしてもこのまま帰りたくなかった。
山の奥に奥にずーーーーっと入っていって、一体どれくらい行ったら
着くんだろうと思うところにその旅館はあった。
でも結構大きくて、私たちの到着を待っていてくださったらしく、
すぐ出迎えてくれた。
建物に入ると、うっとくる硫黄の匂い。この匂い久しぶりに嗅いだかも。
割と苦手だったりするんだけれど・・・
それにしても、いろいろと泉質が違うものなのね。
本当に古い建物だぁ。
部屋のドアは傾いでしまって、閉めるのにちょっと苦労する。
こじんまりとした和室。
洗面所とお手洗いは共同。
昨日とは違うけれど、そこがまたいい感じ。
大学時代の合宿を思い出す。
夕食を取っている間に、部屋には既に布団が敷かれていた。
布団を敷いてしまうと、既に部屋はいっぱい。
2人で、布団の上にごろんとなって、じゃれあいながらテレビを
観る。私にとっては日本のテレビ番組も懐かしい。
ごろごろするのが大好きな私は、めちゃくちゃリラックスモード。
それを見て彼は楽しそうに笑っていた。
不意に彼が訊く。
「ねーねー、佳菜は俺と一緒に居るとき、いつが一番楽しい?」
「こうやって何気ない会話しながら、2人でのんびりごろごろしてるとき」
と私。
「やっぱりねー」と笑う。
「あなたは?」
「食事してるとき」
それは、私と一緒じゃなくても楽しいんじゃないの?って思ったけれど、
「一緒に食事をすると、自分の家族といるんだって思う」と。
「あと、夜中に目が覚めて、隣に佳菜が居るって確認するとき。
隣に居るとすごく安心する」
これは彼が日ごろからよく言っていた台詞。
目が覚めて、隣に私が居なくて淋しいと電話してきたり、メールを
送ってくることが何度かあった。
「2人で毎日こうやって一緒に居られる日が早く来るといいなぁ」
そうだね。
さんざんごろごろしていて、だんだん動くのが億劫になってきたので、
まだ動く気力のあるうちに、彼と混浴の露天風呂に行くことに。
露天風呂は建物を出て、ちょっと歩く。
外はかなり寒い。
露天風呂ではこれを着用してくださいと部屋に案内されたとき
渡された着衣を持っていく。
勿論着なくてもいいんだけれど、彼がいいって言うわけがない。
普段ヨーロッパで何も着用しないで混浴が当たり前なので、
逆に抵抗あったんだけれど、日本人はじろじろ見るからねー。
仕方ない、着用して入る。
学生らしいグループが中に居て、写真撮ったりしてはしゃいでいた。
結構お湯は熱い。お風呂自体はそれほど広くない。
目の前に小さな滝が二つあって、すごく雰囲気がいい。
そのうちにグループが出て行ってしまって、2人だけになった。
静かー。
私も学生の時は友達とあぁやってワイワイ騒ぎながらお風呂に
入ったもんだけれど、今は静かにのんびりつかるのが好き。
年取った証拠かしら。
どうでもいいけれど、この着衣を身に付けていると、
半身浴して、次にお湯につかるとき、
水を含んだこの布が異常に冷たくなっていて、ひじょーに寒い。
これ、旅館のことを考えて水切れがいい素材なんだろうけれど、
肌触り悪いし、使うほうにとってはあまり実用的とは言いがたい。
だから、2人きりの時は外してた。
時々話しをしたりしながら、ぼけーっとして。
彼が半分のぼせているようなので、あがることに。
彼と少し散歩しながら話しをしたけれど、全然寒くない。
体の心から温まっているようなので、むしろ風が気持ちいい。
「ずぅっと仲良く、こうやって旅行できるといいな」彼が呟いた。
部屋に戻って、またごろごろ開始。
そして2時間くらいたった頃、今度は大浴場の方へ。
女湯には3つお風呂があった。
見るとゆずが入っている。冬至なんだぁ。
となりの男湯から、彼が「佳菜ー、ゆずが入ってるよー」って叫んでる。
恥ずかしい。誰もいないのかな。
こっちに誰かいたらどうするのよ。
3つの温泉をはしごして、楽しむ。
このときこのだだっ広いお風呂に私一人だったので、のんびり。
でもあまり遅くなると彼が可哀想だから30分くらいでやめておいた。
身支度をして、出て、彼と決めておいた合図を確認。
彼は先に部屋に戻った様子。
肌の手入れをして、コンタクトを外す。
彼は相当疲れているようでぐったりしてる。
早く隣においでよって言ってるけれど、眠いんじゃないの?
私が隣に行くと案の定すぐ眠ってしまったね。
私は睡眠薬?
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温泉へ
2002年12月21日「明日は早く起きて出発しようね♪」なんて彼は言っていたけれど、
出発は昼近くになるだろうなって思っていた。
だって、2人で一緒にいて朝早く起きられたためしなんてない。
しかし!!
日本ってどうしてこう屋内が寒いのかしら〜!
信じられないよ。
顔に冷気を感じて目が覚めるなんて!!
目が覚めてからも、とりあえず寒いから布団の中にいた。
そのうちに彼も起きたみたい。
話をしたり、またちょっとうとうとしたりして、
布団から出たのはきっと10時頃だったと思う。
ブランチということで、彼の住んでいる社宅から車で5分くらいの
イタリアンレストランに行く。
イタリアンと言っても、ちょっとファミレスに近い感じかな。
うちの実家の近所にはファミレスがないので、ひさびさーという感じ。
味は今ひとつ。
グルメが多いことで知られるこの県なのに、やっぱりそれほどでも
ないお店ってのもあるんだなー、と変なところで感心。
それとも私の味覚がヨーロッパ的になっちゃったんだろうか!?
車に乗って出発。
彼も事務所に寄って、そのあと高速を使って、目的地へ。
3連休の初日で、しかもお昼近かったから混雑を予想していたのに、
道は空いていてラッキーでした。
彼との久々の再会(って言っても2ヶ月ぶりだけれど)を懐かしんで、
他愛もないことを話しながらどれくらい走ったんだろう。
彼が送ってくれたという温泉旅館の雑誌は私の元には届かなかった
んだけれど、彼が選んで予約を入れておいてくれた。
彼が予約してくれたのは、離れのある宿。
離れに露天風呂がついていて、いつでも入れる。
お料理も有名なところだそうで、とにかく楽しみにしていた。
すごく雰囲気の良い旅館。
早速離れに案内された。
え!!
離れってこんなに大きいの?ってくらいでかい。
1軒家ではないですか。
中に入ってみると、10畳くらいの居間と2つの和室、そして
広ーい台所。
そして2階にも和室二間。
広すぎでしょう。
露天風呂も小さいけれど、おしゃれ。
内風呂には檜風呂。
これ1泊じゃもったいなさすぎ。
だって私たちが使うのって居間と寝るための和室一部屋。
部屋の露天風呂のほかに普通の浴場もある。
これも露天風呂。
そして洞窟風呂ってのもあるらしい。
ちょっと周囲を散策する。
すぐ側を川が流れていて、遊歩道に沿って散歩した。
夏に来るのも良さそうなところだなぁ。
次に来る時は家族で来たいね、なんて彼と話した。
子供が一緒だと、ゆっくりできないかな?
夕飯の前に、お風呂入ろうということで、最初は大浴場のほうへ。
多分彼の方が早く戻ってくるだろうから、鍵は彼は持っていく。
すごく広い露天風呂。
川が目の前で景色もいい。
半身浴で川を眺める。
17時だけど、まだ少し明るい。
熱い温泉で体は温まり、川面を伝ってくる風で顔は冷やされて、
すごく気持ちいい。
だから長くつかっていてものぼせたりしないのね。
本当はそんなに長く入っているの体に良くないんだろうけれど、
気が付いたらもう辺りが真っ暗になっていた。
もしかしたら長く入りすぎたかも。
彼待ちくたびれているかもしれない。
慌ててあがる。
浴衣に着替えて、離れに戻ると。
真っ暗。
さっきは点いていた門灯まで消えている。
いないのかなー?と思って、玄関の引き戸を引くと、開く。
彼の下駄もある。
冷え切った廊下の寒さを足の裏に感じながら、そぉっと居間の扉を
開けると・・・
真っ暗で、エアコンも切れていて、床には彼が大の字になって・・・
おお鼾をかいて寝ている(-_-;)
状況がよく飲み込めなくてしばし呆然としていると、
彼がいきなり目を覚ました!!
あまりにも急に体を起こしたので、恐かった〜(@_@)
「あー、佳菜戻ってきたのー。遅かったねー。俺寝ちゃったよ。
あれ、何でこんなに真っ暗なの?」
暢気なもんだ。
彼は私よりも30分ほど早く戻ってきたそうで、それで気持ち良く
なって眠りこんでしまったらしい。
で、その間に何故かブレーカーがおちたらしい。
まーとりあえず何もなくてよかったけれど、びっくりしたー。
夕食を取るため、本館へ。
そうなのよ、日本の旅館て、これでもかっていうくらいすごい数の
お皿が並ぶのよね。
大学生の頃まではそれくらいの量も食べられたけれど、今は
ちょっと無理。
しかも昨日は全然食欲無かったから、そんなに急にたくさん食べられる
わけもないし。
ここのお料理は、全て本当に細かいところまでこだわっていて、
残すのがとても悪い気がしたので、かなり頑張って食べた。
でも本当に美味しかった。
どうしても食べられない分は彼が食べてた。
自分の分食べてもまだ食べられるなんて、男の人ってすごいーと
また変なところで感心しながら、私はそれを見ていた。
私のこと喜ばせようと思って連れてきてくれたわけだけれど、
彼も本当にリラックスしているみたいでよかった。
でも、その後また大変な喧嘩をすることになっちゃうんだけれど。
話し合うことはきちんと話し合っておかなければならないということで、
この雰囲気を壊しちゃうのはまずいかとも思ったけれど、
食事の後、話を切り出した。
どんどん不機嫌になる彼。
最後には「根本的に考え方が違うんだから、もうきっとうまくやって
いけない」とまで言い出した。
2時間話し合って、二人とも疲れちゃって。
「風呂に入ってくる」
と言い残して、私たちの居る離れの露天風呂に一人でさっさと
行ってしまった。
2人で一緒に入ろうねなんて話していたのに。
自分が都合悪くなると逃げるなんて最悪だわ。
話し合っておいて当然の問題なのに。
誰だって気にする問題だと思うのに。
30分経っても彼は一向に出てくる気配はない。
もう帰っちゃおうかな。
タクシー呼んでもらえるか聞きに行こうと思って、彼に一言残し、
離れを出る。
でもその時もう既に23時を回っていたので、本館には誰も居なかった。
浴衣のまま、しばらく外に居た。
不思議と寒さは感じなかった。
少し考えて、まー、部屋はたくさんあるし、彼と別の部屋で寝て
朝帰ればいいかと考え直し、戻ると、玄関の前に彼が心配そうに
立っていた。
彼は駆け寄ってきて、
「もう!どこ行っていたの!いつ入ってくるかと思って待っていたのに」
「一人になりたいんだろうって思ったから。私も帰ろうと思ったし」
「それはダメだよ。せっかく一緒に居られる貴重な時間なのに」
「機嫌直ったの?」
「・・・。でも、佳菜の言いたいこと、心配していることはわかったから」
そのまま2人で露天風呂に入った。
言葉が見つからない・・・
その後部屋で少し休んでから、洞窟風呂に行ってみた。
すごく小さいお風呂だったけれど、本当に洞窟になってる!!
普通フロントで鍵をもらって使うらしいんだけれど、夜は開いてるので
自由に使ってくださいといわれていた。
誰も居なかったので、鍵をかけて入る。
こっちのお湯は熱い。
洞窟になっていて、冷めないから余計なのかな。
それでも私はつかっていたんだけれど、彼は2分ももたなかった。
「佳菜よく入ってられるねー。俺にはこれ熱すぎるー」
というので仕方なく、じゃぁ、大浴場に行こうかということになって。
もうこっちも誰もいなかったから、女湯の方で鍵かけて彼と一緒に
入った。
彼はお湯に長く入っているのは辛いらしく、川に面した岩の上に
寝そべり、時々お湯をかけて遊んでた。
夕食の前にお風呂に入ったときもずっとそうやっていたらしい。
じゃぁ、全然お湯につかってないじゃん!!
彼の背中を流してあげる。
その後彼が私の背中を流しながら嬉しそうに言う。
「佳菜の肌綺麗だよねー。大事にしてね」
少し機嫌直ったみたいだね。
でも、多分これからもこうやってすごい喧嘩繰り返していくんだろうね。
とりあえず、今日のところは無事仲直りして、
その後も彼と仲良しで居られました。
出発は昼近くになるだろうなって思っていた。
だって、2人で一緒にいて朝早く起きられたためしなんてない。
しかし!!
日本ってどうしてこう屋内が寒いのかしら〜!
信じられないよ。
顔に冷気を感じて目が覚めるなんて!!
目が覚めてからも、とりあえず寒いから布団の中にいた。
そのうちに彼も起きたみたい。
話をしたり、またちょっとうとうとしたりして、
布団から出たのはきっと10時頃だったと思う。
ブランチということで、彼の住んでいる社宅から車で5分くらいの
イタリアンレストランに行く。
イタリアンと言っても、ちょっとファミレスに近い感じかな。
うちの実家の近所にはファミレスがないので、ひさびさーという感じ。
味は今ひとつ。
グルメが多いことで知られるこの県なのに、やっぱりそれほどでも
ないお店ってのもあるんだなー、と変なところで感心。
それとも私の味覚がヨーロッパ的になっちゃったんだろうか!?
車に乗って出発。
彼も事務所に寄って、そのあと高速を使って、目的地へ。
3連休の初日で、しかもお昼近かったから混雑を予想していたのに、
道は空いていてラッキーでした。
彼との久々の再会(って言っても2ヶ月ぶりだけれど)を懐かしんで、
他愛もないことを話しながらどれくらい走ったんだろう。
彼が送ってくれたという温泉旅館の雑誌は私の元には届かなかった
んだけれど、彼が選んで予約を入れておいてくれた。
彼が予約してくれたのは、離れのある宿。
離れに露天風呂がついていて、いつでも入れる。
お料理も有名なところだそうで、とにかく楽しみにしていた。
すごく雰囲気の良い旅館。
早速離れに案内された。
え!!
離れってこんなに大きいの?ってくらいでかい。
1軒家ではないですか。
中に入ってみると、10畳くらいの居間と2つの和室、そして
広ーい台所。
そして2階にも和室二間。
広すぎでしょう。
露天風呂も小さいけれど、おしゃれ。
内風呂には檜風呂。
これ1泊じゃもったいなさすぎ。
だって私たちが使うのって居間と寝るための和室一部屋。
部屋の露天風呂のほかに普通の浴場もある。
これも露天風呂。
そして洞窟風呂ってのもあるらしい。
ちょっと周囲を散策する。
すぐ側を川が流れていて、遊歩道に沿って散歩した。
夏に来るのも良さそうなところだなぁ。
次に来る時は家族で来たいね、なんて彼と話した。
子供が一緒だと、ゆっくりできないかな?
夕飯の前に、お風呂入ろうということで、最初は大浴場のほうへ。
多分彼の方が早く戻ってくるだろうから、鍵は彼は持っていく。
すごく広い露天風呂。
川が目の前で景色もいい。
半身浴で川を眺める。
17時だけど、まだ少し明るい。
熱い温泉で体は温まり、川面を伝ってくる風で顔は冷やされて、
すごく気持ちいい。
だから長くつかっていてものぼせたりしないのね。
本当はそんなに長く入っているの体に良くないんだろうけれど、
気が付いたらもう辺りが真っ暗になっていた。
もしかしたら長く入りすぎたかも。
彼待ちくたびれているかもしれない。
慌ててあがる。
浴衣に着替えて、離れに戻ると。
真っ暗。
さっきは点いていた門灯まで消えている。
いないのかなー?と思って、玄関の引き戸を引くと、開く。
彼の下駄もある。
冷え切った廊下の寒さを足の裏に感じながら、そぉっと居間の扉を
開けると・・・
真っ暗で、エアコンも切れていて、床には彼が大の字になって・・・
おお鼾をかいて寝ている(-_-;)
状況がよく飲み込めなくてしばし呆然としていると、
彼がいきなり目を覚ました!!
あまりにも急に体を起こしたので、恐かった〜(@_@)
「あー、佳菜戻ってきたのー。遅かったねー。俺寝ちゃったよ。
あれ、何でこんなに真っ暗なの?」
暢気なもんだ。
彼は私よりも30分ほど早く戻ってきたそうで、それで気持ち良く
なって眠りこんでしまったらしい。
で、その間に何故かブレーカーがおちたらしい。
まーとりあえず何もなくてよかったけれど、びっくりしたー。
夕食を取るため、本館へ。
そうなのよ、日本の旅館て、これでもかっていうくらいすごい数の
お皿が並ぶのよね。
大学生の頃まではそれくらいの量も食べられたけれど、今は
ちょっと無理。
しかも昨日は全然食欲無かったから、そんなに急にたくさん食べられる
わけもないし。
ここのお料理は、全て本当に細かいところまでこだわっていて、
残すのがとても悪い気がしたので、かなり頑張って食べた。
でも本当に美味しかった。
どうしても食べられない分は彼が食べてた。
自分の分食べてもまだ食べられるなんて、男の人ってすごいーと
また変なところで感心しながら、私はそれを見ていた。
私のこと喜ばせようと思って連れてきてくれたわけだけれど、
彼も本当にリラックスしているみたいでよかった。
でも、その後また大変な喧嘩をすることになっちゃうんだけれど。
話し合うことはきちんと話し合っておかなければならないということで、
この雰囲気を壊しちゃうのはまずいかとも思ったけれど、
食事の後、話を切り出した。
どんどん不機嫌になる彼。
最後には「根本的に考え方が違うんだから、もうきっとうまくやって
いけない」とまで言い出した。
2時間話し合って、二人とも疲れちゃって。
「風呂に入ってくる」
と言い残して、私たちの居る離れの露天風呂に一人でさっさと
行ってしまった。
2人で一緒に入ろうねなんて話していたのに。
自分が都合悪くなると逃げるなんて最悪だわ。
話し合っておいて当然の問題なのに。
誰だって気にする問題だと思うのに。
30分経っても彼は一向に出てくる気配はない。
もう帰っちゃおうかな。
タクシー呼んでもらえるか聞きに行こうと思って、彼に一言残し、
離れを出る。
でもその時もう既に23時を回っていたので、本館には誰も居なかった。
浴衣のまま、しばらく外に居た。
不思議と寒さは感じなかった。
少し考えて、まー、部屋はたくさんあるし、彼と別の部屋で寝て
朝帰ればいいかと考え直し、戻ると、玄関の前に彼が心配そうに
立っていた。
彼は駆け寄ってきて、
「もう!どこ行っていたの!いつ入ってくるかと思って待っていたのに」
「一人になりたいんだろうって思ったから。私も帰ろうと思ったし」
「それはダメだよ。せっかく一緒に居られる貴重な時間なのに」
「機嫌直ったの?」
「・・・。でも、佳菜の言いたいこと、心配していることはわかったから」
そのまま2人で露天風呂に入った。
言葉が見つからない・・・
その後部屋で少し休んでから、洞窟風呂に行ってみた。
すごく小さいお風呂だったけれど、本当に洞窟になってる!!
普通フロントで鍵をもらって使うらしいんだけれど、夜は開いてるので
自由に使ってくださいといわれていた。
誰も居なかったので、鍵をかけて入る。
こっちのお湯は熱い。
洞窟になっていて、冷めないから余計なのかな。
それでも私はつかっていたんだけれど、彼は2分ももたなかった。
「佳菜よく入ってられるねー。俺にはこれ熱すぎるー」
というので仕方なく、じゃぁ、大浴場に行こうかということになって。
もうこっちも誰もいなかったから、女湯の方で鍵かけて彼と一緒に
入った。
彼はお湯に長く入っているのは辛いらしく、川に面した岩の上に
寝そべり、時々お湯をかけて遊んでた。
夕食の前にお風呂に入ったときもずっとそうやっていたらしい。
じゃぁ、全然お湯につかってないじゃん!!
彼の背中を流してあげる。
その後彼が私の背中を流しながら嬉しそうに言う。
「佳菜の肌綺麗だよねー。大事にしてね」
少し機嫌直ったみたいだね。
でも、多分これからもこうやってすごい喧嘩繰り返していくんだろうね。
とりあえず、今日のところは無事仲直りして、
その後も彼と仲良しで居られました。
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彼のもとへ
2002年12月20日今日、約2ヶ月ぶりにやっと彼に会える。
午後1時に家を出て、電車で数時間、彼の住むあの町へ向かう。
数日前にも電話で喧嘩をしたばかり。
原因は私のわがまま。
だって日本に帰ってきても、彼は夜の11時、12時まで仕事で
全然連絡取れない。
これじゃぁ、ヨーロッパに居て時差があるからって諦めがつく方が
まだいい。
でもそれを彼に言ったら、私が彼のもとに行く3連休に合わせて、
そこは完全に休めるように頑張ってるんだ、とのこと。
それを聞いて少し嬉しかったし、悪かったなと思ったけれど、
だいたい休日なのに仕事しなくちゃいけないなんて変だ。
手当ても代休ももらえないのに。
体壊したって、日本の企業は何もしてくれないんだからね!!
とにかく喧嘩してしまったことには変わりないので、
正直言って、少し気は重かった。
会いたい反面、行っても結婚はしないことになるだろうし、
また話したくない話題についても触れなければいけないし。
口論になることは目に見えていた。
長い長い電車の旅の途中、私は考え事をしていた。
車内は結構混んでいて、終点近くなるまで車内がすくことはなかった。
本を持っていたけれど、読む気になれず、
眠ってもすぐ目が覚める。
なんとなく落ち着かない。
でも着いてしまった。
彼が待つ改札に向かう。
今日は仕事終えられたんだろうか。
エスカレータを下りて、改札に目を向ける。
いた。
改札を出る前に、念の為、チケットの日程変更が可能か訊いておく。
日本でほとんど旅行したことないから、そういうシステム何も
知らないので・・・
1回限り無料で変更が可能とのこと。
もしかしたら予定より早く帰ることになるかもしれないもんね。
ちょっと緊張して、今度こそ改札へ。
彼が待ってる。
緊張した表情。
目が合う。
彼も怒っているのか、笑わない。
だから来たくなかった。
「仕事終わったの?」
「無理やり」
彼は仕事終わったばかりでお腹が空いているというので、
食事に行くことになったけれど、私はあまり食欲がない。
彼が連れて行ってくれたのはお寿司屋さん。
お寿司が大好きな私だから、それなら食べられるだろうって
思ったんだろうけれど。有名なホテルの中のお店。
こんな高いところ無理して連れてきてくれなくていいのにな。
この日飲んだビールが日本に帰ってきて以来初のアルコールだった。
帰国直前に私の身に起こったことを彼が詳しく聞きたがるので、
説明したり、彼の仕事の状態、駐在がどうなるのか、そして
それを邪魔しようとしている人のことなど・・・
彼は私が今の職場で、大きなストレスを抱えて仕事をすることに
大反対らしい。自分だって働きすぎのくせに。
今の仕事に未練はないし、辞めちゃってもいいんだけれど、
それじゃぁなんだか向こうの思うとおりだし、辞めたらとりあえず
生活に困る。というか滞在許可が下りなくなる。
友達や彼に言わせれば、彼のところに行っちゃいなよーとのこと
だけれど、うーーーーーーーーーーーーーーーーーん。
何度考えてもやっぱりそれはできない。
一時は彼と一緒ならどこでも同じ、って思ったけこともあったけれど、
外国だったらどこでもいいんだけれど、日本だとそうはいかない。
仕事がないってのが一番の問題。
失業率高い県だしね。
私は食が進まず、ほとんど食べ物を口にしなかった。
車で彼の家へ。
ここへ来るのも2度目になる。
半年前に来た時はまだ帰任した直後だったから、ダンボール箱が
積んであったし、家具もまだ何もなかった。
今も状況は大して変わってないけれど、それでもベッドやら座卓が
増えていて、多少生活感がある。
独身男の一人暮らしーって感じ。
こういうの見ると同情しちゃうんだけれど、いけない、いけない。
本当はもっと話をしたかったけれど、彼はどっと疲れが出たらしく、
お風呂に入ったらもうすぐに寝入ってしまった。
起こすのも可哀想だから、話し合いはまた明日かな。
午後1時に家を出て、電車で数時間、彼の住むあの町へ向かう。
数日前にも電話で喧嘩をしたばかり。
原因は私のわがまま。
だって日本に帰ってきても、彼は夜の11時、12時まで仕事で
全然連絡取れない。
これじゃぁ、ヨーロッパに居て時差があるからって諦めがつく方が
まだいい。
でもそれを彼に言ったら、私が彼のもとに行く3連休に合わせて、
そこは完全に休めるように頑張ってるんだ、とのこと。
それを聞いて少し嬉しかったし、悪かったなと思ったけれど、
だいたい休日なのに仕事しなくちゃいけないなんて変だ。
手当ても代休ももらえないのに。
体壊したって、日本の企業は何もしてくれないんだからね!!
とにかく喧嘩してしまったことには変わりないので、
正直言って、少し気は重かった。
会いたい反面、行っても結婚はしないことになるだろうし、
また話したくない話題についても触れなければいけないし。
口論になることは目に見えていた。
長い長い電車の旅の途中、私は考え事をしていた。
車内は結構混んでいて、終点近くなるまで車内がすくことはなかった。
本を持っていたけれど、読む気になれず、
眠ってもすぐ目が覚める。
なんとなく落ち着かない。
でも着いてしまった。
彼が待つ改札に向かう。
今日は仕事終えられたんだろうか。
エスカレータを下りて、改札に目を向ける。
いた。
改札を出る前に、念の為、チケットの日程変更が可能か訊いておく。
日本でほとんど旅行したことないから、そういうシステム何も
知らないので・・・
1回限り無料で変更が可能とのこと。
もしかしたら予定より早く帰ることになるかもしれないもんね。
ちょっと緊張して、今度こそ改札へ。
彼が待ってる。
緊張した表情。
目が合う。
彼も怒っているのか、笑わない。
だから来たくなかった。
「仕事終わったの?」
「無理やり」
彼は仕事終わったばかりでお腹が空いているというので、
食事に行くことになったけれど、私はあまり食欲がない。
彼が連れて行ってくれたのはお寿司屋さん。
お寿司が大好きな私だから、それなら食べられるだろうって
思ったんだろうけれど。有名なホテルの中のお店。
こんな高いところ無理して連れてきてくれなくていいのにな。
この日飲んだビールが日本に帰ってきて以来初のアルコールだった。
帰国直前に私の身に起こったことを彼が詳しく聞きたがるので、
説明したり、彼の仕事の状態、駐在がどうなるのか、そして
それを邪魔しようとしている人のことなど・・・
彼は私が今の職場で、大きなストレスを抱えて仕事をすることに
大反対らしい。自分だって働きすぎのくせに。
今の仕事に未練はないし、辞めちゃってもいいんだけれど、
それじゃぁなんだか向こうの思うとおりだし、辞めたらとりあえず
生活に困る。というか滞在許可が下りなくなる。
友達や彼に言わせれば、彼のところに行っちゃいなよーとのこと
だけれど、うーーーーーーーーーーーーーーーーーん。
何度考えてもやっぱりそれはできない。
一時は彼と一緒ならどこでも同じ、って思ったけこともあったけれど、
外国だったらどこでもいいんだけれど、日本だとそうはいかない。
仕事がないってのが一番の問題。
失業率高い県だしね。
私は食が進まず、ほとんど食べ物を口にしなかった。
車で彼の家へ。
ここへ来るのも2度目になる。
半年前に来た時はまだ帰任した直後だったから、ダンボール箱が
積んであったし、家具もまだ何もなかった。
今も状況は大して変わってないけれど、それでもベッドやら座卓が
増えていて、多少生活感がある。
独身男の一人暮らしーって感じ。
こういうの見ると同情しちゃうんだけれど、いけない、いけない。
本当はもっと話をしたかったけれど、彼はどっと疲れが出たらしく、
お風呂に入ったらもうすぐに寝入ってしまった。
起こすのも可哀想だから、話し合いはまた明日かな。
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帰国
2002年12月13日今年最後の出勤が終わりました。
最後の日だって知ってるのに、上司はまた突然仕事頼んでくるし。
しかも昨日分かっていたことを。
いい加減にして欲しい。
いつもそうだけれど、早く帰りたいときって絶対仕事終わらない。
今日も結局残業だった。
私の大好きな同僚も今日で最後だった。
ただ違うのは、新年になっても彼女には職場でもう会えないということ。
すごくすごく残念。
なんだかとても寂しいな。
彼だって。
昨日話ゆっくり聞いてくれたけれど、私がいつ帰るのかも聞いてこないし、
いつ彼のところに来るのかも聞いてこない。
彼も余裕がないのか、どうでもいいのかよくわからない。
私もやることがいーっぱいあって、もうこれ以上何も言う気にならないし。
残業したあと、お土産を買うために街へ。
父のものを買って、あとは自分のためにどうしても欲しかったもの。
このシーズン逃がすとまた1年待たなくちゃ買えないものだから。
とりあえず買いたかったものは全て買って、満足。
お金いっぱい使っちゃったけれど、これもストレスの発散のためかな。
でも、またパッキングが終わってない!!
これからいろいろ作業しなくちゃ・・・
最後の日だって知ってるのに、上司はまた突然仕事頼んでくるし。
しかも昨日分かっていたことを。
いい加減にして欲しい。
いつもそうだけれど、早く帰りたいときって絶対仕事終わらない。
今日も結局残業だった。
私の大好きな同僚も今日で最後だった。
ただ違うのは、新年になっても彼女には職場でもう会えないということ。
すごくすごく残念。
なんだかとても寂しいな。
彼だって。
昨日話ゆっくり聞いてくれたけれど、私がいつ帰るのかも聞いてこないし、
いつ彼のところに来るのかも聞いてこない。
彼も余裕がないのか、どうでもいいのかよくわからない。
私もやることがいーっぱいあって、もうこれ以上何も言う気にならないし。
残業したあと、お土産を買うために街へ。
父のものを買って、あとは自分のためにどうしても欲しかったもの。
このシーズン逃がすとまた1年待たなくちゃ買えないものだから。
とりあえず買いたかったものは全て買って、満足。
お金いっぱい使っちゃったけれど、これもストレスの発散のためかな。
でも、またパッキングが終わってない!!
これからいろいろ作業しなくちゃ・・・
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オペラ
2002年12月12日観に行って来ました。
こんな大変な状況のときにのんびりオペラなんて、
なんてのんきなんだろうと思われるかもしれませんが。
私もすっかり行く気なくしていたんだけれど、
友達がチケット買ってくれていたし、
仕事がらみで知り合った人(現地人)だけれど、いまのごたごたと
関係の無い人だから少しは気分転換になるかな、と。
月曜日・火曜日の出張の時2時間ほど残業したので、
その2時間今日早めに帰らせてもらうことに。
それで家に一度帰って荷物置いて、思ったより寒いから着替えて、
彼に電話。
昨日、ちょっとさすがにひどいんじゃないかと思う事件があったので
彼に相談に乗ってもらった。
事務所の備品がいつの間にかなくなっているのに気が付いた人が
私が盗んだと思ったらしいのです。
どういうことだ、それは!?という感じなのですが。
で、結局それは事務所内で見つかったのですが、どうもその人は
私をまだ疑っているようなのです。
なんなんだかなー、一体。
どうもその人に裏から根も葉もないことを吹き込んでいる人物が
いるようで、その吹き込んでいる内容から、ある人が犯人だとしか
考えられないのです。
で、彼も知っている人なので、相談した。
簡単に説明するとこんな感じです。
彼も呆れてました。
そりゃそうだ。
でもねー、こういうのって言われてしまったほうが不利。
普通に考えたら分かることなのに、一つ疑い出すと人は
止まらない。
こんな状況に陥ったら、私だって周りの人を疑いたくもなる。
でも、どうしても友達たちがそんなことを言うわけはないし。
だから私がどんなに違うって言っても、聞いてもらえないわけよ。
でも、これ立派な言いがかり。
しっかりメモさせてもらいますから。
で、彼に話を1時間くらい聞いてもらったあと、
電車で30分くらいのところにある町へ。
駅で友人と落ち合い、クリスマス市へ。
これでまた違う町のクリスマス市が見られた。
町が違うとやっぱり売っているものも多少違って、興味深い。
あー、買いたいものは一杯あるんだけれどなぁ。
くだらないごたごたに巻き込まれて買い物に行く時間も
なかったし、そんな気分じゃなかった。
明日1日しかないから頑張らないと。
1時間近く街をうろうろしていたら、足の先や手がすっごく
冷たくなってきた。
開演時間も近づいてきたので、急いで劇場へ。
今日の演目は「ヘンゼルとグレーテル」。
観たことなかったし、話知っているから分かりやすいと思って
選んだんだけれど、これが失敗。
お客の半分以上が子供。
うるさい・・・
しかも、すっごく疲れていたので、
前半の最後の方、舞台が暗くなったら眠くなってしまって、
一時記憶が・・・
でも全体的にはすごく良かった。
前観たオペラと違ってメルヘンだからやっぱりそれなりの
雰囲気だったけれど、それがかえってオペラっぽくなくて。
セットは綺麗だったし、衣装も良かった。
歌もよかったと思うけれど、あぁいう台詞って何語でも
聞き取れないのよね。
いい気分転換になった。
友達って大切だね。
なんてことないことを話し合って、一緒に笑える人。
そういう友達が居てよかった。
日本人社会は嫌いだ。
こんな大変な状況のときにのんびりオペラなんて、
なんてのんきなんだろうと思われるかもしれませんが。
私もすっかり行く気なくしていたんだけれど、
友達がチケット買ってくれていたし、
仕事がらみで知り合った人(現地人)だけれど、いまのごたごたと
関係の無い人だから少しは気分転換になるかな、と。
月曜日・火曜日の出張の時2時間ほど残業したので、
その2時間今日早めに帰らせてもらうことに。
それで家に一度帰って荷物置いて、思ったより寒いから着替えて、
彼に電話。
昨日、ちょっとさすがにひどいんじゃないかと思う事件があったので
彼に相談に乗ってもらった。
事務所の備品がいつの間にかなくなっているのに気が付いた人が
私が盗んだと思ったらしいのです。
どういうことだ、それは!?という感じなのですが。
で、結局それは事務所内で見つかったのですが、どうもその人は
私をまだ疑っているようなのです。
なんなんだかなー、一体。
どうもその人に裏から根も葉もないことを吹き込んでいる人物が
いるようで、その吹き込んでいる内容から、ある人が犯人だとしか
考えられないのです。
で、彼も知っている人なので、相談した。
簡単に説明するとこんな感じです。
彼も呆れてました。
そりゃそうだ。
でもねー、こういうのって言われてしまったほうが不利。
普通に考えたら分かることなのに、一つ疑い出すと人は
止まらない。
こんな状況に陥ったら、私だって周りの人を疑いたくもなる。
でも、どうしても友達たちがそんなことを言うわけはないし。
だから私がどんなに違うって言っても、聞いてもらえないわけよ。
でも、これ立派な言いがかり。
しっかりメモさせてもらいますから。
で、彼に話を1時間くらい聞いてもらったあと、
電車で30分くらいのところにある町へ。
駅で友人と落ち合い、クリスマス市へ。
これでまた違う町のクリスマス市が見られた。
町が違うとやっぱり売っているものも多少違って、興味深い。
あー、買いたいものは一杯あるんだけれどなぁ。
くだらないごたごたに巻き込まれて買い物に行く時間も
なかったし、そんな気分じゃなかった。
明日1日しかないから頑張らないと。
1時間近く街をうろうろしていたら、足の先や手がすっごく
冷たくなってきた。
開演時間も近づいてきたので、急いで劇場へ。
今日の演目は「ヘンゼルとグレーテル」。
観たことなかったし、話知っているから分かりやすいと思って
選んだんだけれど、これが失敗。
お客の半分以上が子供。
うるさい・・・
しかも、すっごく疲れていたので、
前半の最後の方、舞台が暗くなったら眠くなってしまって、
一時記憶が・・・
でも全体的にはすごく良かった。
前観たオペラと違ってメルヘンだからやっぱりそれなりの
雰囲気だったけれど、それがかえってオペラっぽくなくて。
セットは綺麗だったし、衣装も良かった。
歌もよかったと思うけれど、あぁいう台詞って何語でも
聞き取れないのよね。
いい気分転換になった。
友達って大切だね。
なんてことないことを話し合って、一緒に笑える人。
そういう友達が居てよかった。
日本人社会は嫌いだ。
急展開
2002年12月11日日曜日に無事、彼と連絡取れました。
が、ほっとしたのもつかの間、次から次へといろんな噂が
飛び交って、私の立場はなんだかあっという間に悪者に。
なんなんだろうなー。
あまりにもばかばかしい噂で、ちょっとまともに考えれば
分かることなのに、鵜呑みにする人っているんですね。
よっぽど暇なのか、馬鹿なのか。
と言うわけで相変わらずごたごたしてます。
彼とのごたごたがあった先週の土曜日くらいから、1日1食だし、
睡眠もかなり足りてないと思うんだけれど、
こんなに不健康な生活をしているにもかかわらず、私はやっぱり
顔色もいいし、元気なんだよね・・・
(ちょっと自分でも呆れちゃう)
でも、休暇に入ったら緊張の糸が切れちゃうんだろうな。
あと少し、頑張ろうッと。
♪ゆっき〜さん、実弥さんお気に入り登録ありがとうございます。今ちょっと余裕がないのでなかなか更新できないのですが、よろしくお願いします。
音信不通
2002年12月7日12月1日の日記も更新しました。
*****************************************
彼と連絡が取れなくなって3日目。
一体どうしちゃったんだろう。
彼の身に何かあったんだろうか。
どうしても気分が晴れない。
妹と話をする。
彼と連絡が取れなくなる前日の水曜日、妹は電話で彼と
話したらしい。
至って普通だったらしい。
私と温泉に行くんだって、楽しみにしてるんだって話していたらしい。
それなのに?
どうして?
連絡してくれないのかなぁ。
連絡できない状態になっていまっているのだろうか。
彼が無事であればそれでいいんだけれど。
過労で倒れちゃったりしたんだろうか。
こういうとき、誰もが「心配しすぎだよ」って言うけれど、
心配しない人はいないと思うんだよねぇ。
彼のことをよく知っている人で、すぐに彼の状況を確認できる
人を私は知らない。
彼の身近な人に聞く手段がない。
彼と連絡が取れなくなると、どうしようもないんだよね。
心配することしかできないんだけれど。
*****************************************
彼と連絡が取れなくなって3日目。
一体どうしちゃったんだろう。
彼の身に何かあったんだろうか。
どうしても気分が晴れない。
妹と話をする。
彼と連絡が取れなくなる前日の水曜日、妹は電話で彼と
話したらしい。
至って普通だったらしい。
私と温泉に行くんだって、楽しみにしてるんだって話していたらしい。
それなのに?
どうして?
連絡してくれないのかなぁ。
連絡できない状態になっていまっているのだろうか。
彼が無事であればそれでいいんだけれど。
過労で倒れちゃったりしたんだろうか。
こういうとき、誰もが「心配しすぎだよ」って言うけれど、
心配しない人はいないと思うんだよねぇ。
彼のことをよく知っている人で、すぐに彼の状況を確認できる
人を私は知らない。
彼の身近な人に聞く手段がない。
彼と連絡が取れなくなると、どうしようもないんだよね。
心配することしかできないんだけれど。
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とりあえず秘密のみ
2002年12月6日今日は会社主催のクリスマスパーティ。
私と同じ部屋で働いている同僚は、熱が出て
お休み。
寂しい・・・
パーティなんて行く気分じゃ全くないんだけれどな。
夜中2時まで続く模様。
本文の更新は明日できるかな。
***************************************
彼と連絡が取れない。
何度も電話したけれど、出てくれない。
メールの返事もない。
思うことがあっていろいろ考えているのかもしれない
けれど、連絡が取れないと私からはどうすることも
できない。
これが遠距離恋愛の辛いところ。
自然消滅させるのが簡単。
彼は意図的にやってるのか、考えたいだけなのか。
私にはわかりません。
でもこのやり方って一番ずるいよね。
私は彼を不安にさせないために、必ずレスはする
ようにしていたのに。
はぁ。
私と同じ部屋で働いている同僚は、熱が出て
お休み。
寂しい・・・
パーティなんて行く気分じゃ全くないんだけれどな。
夜中2時まで続く模様。
本文の更新は明日できるかな。
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彼と連絡が取れない。
何度も電話したけれど、出てくれない。
メールの返事もない。
思うことがあっていろいろ考えているのかもしれない
けれど、連絡が取れないと私からはどうすることも
できない。
これが遠距離恋愛の辛いところ。
自然消滅させるのが簡単。
彼は意図的にやってるのか、考えたいだけなのか。
私にはわかりません。
でもこのやり方って一番ずるいよね。
私は彼を不安にさせないために、必ずレスはする
ようにしていたのに。
はぁ。
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波瀾万丈
2002年12月5日の人生とはまさに私のことなんじゃないかって思う今日この頃。
なんでこうもいろんなことが重なるんでしょう。
先週の金曜日、大きな出来事がありました。
まず結論から言うと、3月の結婚式がなくなりました。
これはどんなに事態が好転しようと、もう避けられない事実。
私はこの時期、日本に帰れないことが決定的となった。
彼にこれを伝えたとき、ちょっと可哀想だった。
仕方ないことだからいいよって言ってくれたものの、その後彼は
体調を崩し、ここ2、3日また連絡が取れない。
彼も仕事や結婚のことでいろんなところからいろんなことを言われ、
あまり私のことまで気が回らないみたい。
私は私で今爆弾を抱えている状態なので、私も何もできない。
寂しいのは山々だけれど、今後のことを考えると私もただおとなしく
泣き寝入りするわけにはいかない。
なんだか去年の丁度今ごろも、私はプライベートでいろいろあった
時期で、眠れない日が2週間近くも続いたっけ。
12月って私にとってはよくない月なんだろうかって考えてしまう。
一度にいろんな決断を迫られそうで、かなり怖い。
彼もこんなに大変な結婚の道を諦めちゃったりしないんだろうか。
状況的には私のほうが精神的にまいってしまっても良さそうなのに、
自分でも不思議なくらい私は平気だ。
でも頭の中が混乱した状態ではある。
何をどう片付けていけば、どういう出方をすれば回避できるのか、
いや、勝てるのか。
まだちょっと整理がつけられない。
なんだか彼に迷惑ばかりかけて本当に申し訳ないなぁ。
これだけ読んでるときっと何があったのか想像しがたいと思うのですが、
頑張っておいおい書いて行きます。
試験が終わっても、全然ゆっくりできないし、
全然日記も書けないじゃないか〜!!
なんでこうもいろんなことが重なるんでしょう。
先週の金曜日、大きな出来事がありました。
まず結論から言うと、3月の結婚式がなくなりました。
これはどんなに事態が好転しようと、もう避けられない事実。
私はこの時期、日本に帰れないことが決定的となった。
彼にこれを伝えたとき、ちょっと可哀想だった。
仕方ないことだからいいよって言ってくれたものの、その後彼は
体調を崩し、ここ2、3日また連絡が取れない。
彼も仕事や結婚のことでいろんなところからいろんなことを言われ、
あまり私のことまで気が回らないみたい。
私は私で今爆弾を抱えている状態なので、私も何もできない。
寂しいのは山々だけれど、今後のことを考えると私もただおとなしく
泣き寝入りするわけにはいかない。
なんだか去年の丁度今ごろも、私はプライベートでいろいろあった
時期で、眠れない日が2週間近くも続いたっけ。
12月って私にとってはよくない月なんだろうかって考えてしまう。
一度にいろんな決断を迫られそうで、かなり怖い。
彼もこんなに大変な結婚の道を諦めちゃったりしないんだろうか。
状況的には私のほうが精神的にまいってしまっても良さそうなのに、
自分でも不思議なくらい私は平気だ。
でも頭の中が混乱した状態ではある。
何をどう片付けていけば、どういう出方をすれば回避できるのか、
いや、勝てるのか。
まだちょっと整理がつけられない。
なんだか彼に迷惑ばかりかけて本当に申し訳ないなぁ。
これだけ読んでるときっと何があったのか想像しがたいと思うのですが、
頑張っておいおい書いて行きます。
試験が終わっても、全然ゆっくりできないし、
全然日記も書けないじゃないか〜!!
週末も終わり
2002年12月1日あ〜、もうやっぱりとっても疲れている。
朝起きるのがこの上なくだるい。
でも、今日もスケジュールはぎっしりなので、それを狂わせるわけには
いかない。
準備を整えて、少し時間があったので、彼に電話をした。
彼は丁度事務所に出てきたばかりだという。
日曜日なのに、また仕事?
おまけに腰を痛めて、ゆっくりしか歩けないという。
大丈夫なんだろうか。
どうなるんだろうね、私たち。
彼は仕事のことで頭がいっぱい。
駐在の話はほぼ確実だけれど、時期が確定できない。
来年5月か、もしくは3年後か。
この差は私にとっても彼にとっても大きい。
でも今分からない。どうしようもない。
11月半ばには決まるといっていたのが、12月半ばに延び、
今はおそらく3月の半ばには決定するだろうとのこと。
彼も宙に浮いてしまった状態なんだろうな。
責めることはできない。
私も中途半端な状態。
1日も早く会えるのだけを楽しみに、受話器を置いた。
気を取り直して出かけなくちゃ。
今日は親友が、この近所にあるクリスマス市と車で30分ほど離れた
町のクリスマス市に連れて行ってくれる。
この町は、私が前住んでいた町から20kmくらい離れているんだけれど
私が住んでいた町よりもさらに小さい。
未だに外国人は珍しいらしく、歩いているといつもじろじろと見られる。
鉄道の踏み切りも手動だし(笑)。
なので、当然クリスマス市の規模も小さい。
例えば私が今住む町では、クリスマスの1ヶ月前から毎日やるけれど、
この町では、今回の週末のみ!
ということはかなりラッキーかも。
どんな小さな町でも独特のものがあるし、むしろ小さな町の方が観光化
されていないから私は好き。
街に出るとやっぱり人で賑わっている。
本当に地元の人たちだけで作っているクリスマス市。
売っているものも、既製品だけじゃなくて、手作りのものも多い。
自家製のホット・ワインとか、ピザとか人形の洋服とか。
友達も知っている人に挨拶していた。
その人たちにもやっぱり、「外国人だわ〜」という目で見られる。
言葉が話せるとなると、それはさらに不思議な目で見られる。
外国人とは縁のない生活を送っている人たちと交流できるのは
私にとっては貴重な経験だから楽しんでるけど。
一通り見て回った後、次の町へ。
こちらはクリスマス市がとーっても有名な町。
それほど大きくはなくて、綺麗な町だから大好きなんだけれど、
最近は日本のガイドブックにも載ってしまって、日本から観光客が
団体でやってくるのが嫌なんだよねー。
今日は遭遇しませんようにと祈りながら街中へ。
今日は結構寒い。
あったかいホット・ワインを飲もうとする。
でもよく見てみると、スタンドによってカップが違う。
長靴型のかわいいカップを発見。
ピンクとブルー1つずつ購入。
彼に持って帰ってあげるやつはカップだけ購入して、自分のは
ホット・ワインもね〜。
途中、彼にはがきを書く。
ちゃんと届くといいな。
いつか2人でこの町に来られるよう願いを込めて。
3時間くらい居たかな。
次の約束があるため、一度友達の家へ戻る。
途中で買ったケーキとコーヒーでお茶してから、
次の約束の場所へ。
ここに来る週末っていつも予定が詰まっているから、
食べてばっかりになるんだよねー。
今日の夜は韓国料理。
友達の誕生日プレゼントを渡す。
苦学している友達だからいつも必要なものをプレゼント。
すごくすごく喜んでくれた。
お互い大変だけれど、今回会えてよかった。
私も頑張るよ。
2時間はあっという間だった。
もう自宅へ戻る時間。
この町からは2時間半かかるのだから。
ハードな予定をこなして、しかも食べ過ぎで、
思い切り疲れて、帰りの車の中では爆睡でした・・・。
朝起きるのがこの上なくだるい。
でも、今日もスケジュールはぎっしりなので、それを狂わせるわけには
いかない。
準備を整えて、少し時間があったので、彼に電話をした。
彼は丁度事務所に出てきたばかりだという。
日曜日なのに、また仕事?
おまけに腰を痛めて、ゆっくりしか歩けないという。
大丈夫なんだろうか。
どうなるんだろうね、私たち。
彼は仕事のことで頭がいっぱい。
駐在の話はほぼ確実だけれど、時期が確定できない。
来年5月か、もしくは3年後か。
この差は私にとっても彼にとっても大きい。
でも今分からない。どうしようもない。
11月半ばには決まるといっていたのが、12月半ばに延び、
今はおそらく3月の半ばには決定するだろうとのこと。
彼も宙に浮いてしまった状態なんだろうな。
責めることはできない。
私も中途半端な状態。
1日も早く会えるのだけを楽しみに、受話器を置いた。
気を取り直して出かけなくちゃ。
今日は親友が、この近所にあるクリスマス市と車で30分ほど離れた
町のクリスマス市に連れて行ってくれる。
この町は、私が前住んでいた町から20kmくらい離れているんだけれど
私が住んでいた町よりもさらに小さい。
未だに外国人は珍しいらしく、歩いているといつもじろじろと見られる。
鉄道の踏み切りも手動だし(笑)。
なので、当然クリスマス市の規模も小さい。
例えば私が今住む町では、クリスマスの1ヶ月前から毎日やるけれど、
この町では、今回の週末のみ!
ということはかなりラッキーかも。
どんな小さな町でも独特のものがあるし、むしろ小さな町の方が観光化
されていないから私は好き。
街に出るとやっぱり人で賑わっている。
本当に地元の人たちだけで作っているクリスマス市。
売っているものも、既製品だけじゃなくて、手作りのものも多い。
自家製のホット・ワインとか、ピザとか人形の洋服とか。
友達も知っている人に挨拶していた。
その人たちにもやっぱり、「外国人だわ〜」という目で見られる。
言葉が話せるとなると、それはさらに不思議な目で見られる。
外国人とは縁のない生活を送っている人たちと交流できるのは
私にとっては貴重な経験だから楽しんでるけど。
一通り見て回った後、次の町へ。
こちらはクリスマス市がとーっても有名な町。
それほど大きくはなくて、綺麗な町だから大好きなんだけれど、
最近は日本のガイドブックにも載ってしまって、日本から観光客が
団体でやってくるのが嫌なんだよねー。
今日は遭遇しませんようにと祈りながら街中へ。
今日は結構寒い。
あったかいホット・ワインを飲もうとする。
でもよく見てみると、スタンドによってカップが違う。
長靴型のかわいいカップを発見。
ピンクとブルー1つずつ購入。
彼に持って帰ってあげるやつはカップだけ購入して、自分のは
ホット・ワインもね〜。
途中、彼にはがきを書く。
ちゃんと届くといいな。
いつか2人でこの町に来られるよう願いを込めて。
3時間くらい居たかな。
次の約束があるため、一度友達の家へ戻る。
途中で買ったケーキとコーヒーでお茶してから、
次の約束の場所へ。
ここに来る週末っていつも予定が詰まっているから、
食べてばっかりになるんだよねー。
今日の夜は韓国料理。
友達の誕生日プレゼントを渡す。
苦学している友達だからいつも必要なものをプレゼント。
すごくすごく喜んでくれた。
お互い大変だけれど、今回会えてよかった。
私も頑張るよ。
2時間はあっという間だった。
もう自宅へ戻る時間。
この町からは2時間半かかるのだから。
ハードな予定をこなして、しかも食べ過ぎで、
思い切り疲れて、帰りの車の中では爆睡でした・・・。
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初対面
2002年11月30日私は親友の家に部屋をもらっている。
彼女とお母さんは3階建てのこの家の、2階と3階で生活して
いるので、1階にいる私とは普段合わない。
1階にも台所もお風呂もついているので、プライベートな空間が
保証されている。
馴染みある町というだけあって、ここに来るといつもぐっすり
眠れる。
そしてここに来る時は、仕事が大変だったり、今回みたい
にショッキングなことを聞いた後だったりして、いつも疲れている。
だから余計にぐっすり眠れるのかもしれない。
前回この家に来た時、親友は旅行中で居なかった。
でも今回は十分に時間があるというので、一緒に夜料理しようと
いうメールをもらっていた。
一緒に料理をする、というよりは、彼女のお母さんが郷土料理を
作るのを見せて教えてくれるという感じ。
今日は前から書いているように、翻訳代をもらいに行く日なので、
朝起きて下ごしらえの様子を見せてもらってから出掛けた。
これを2〜3時間煮込んで、帰ってきてからソースを作る。
クリスマス間近の土曜日ということで、街はごったがえしている。
去年と全く同じ場所に同じクリスマス市が立ち並び、
余計に懐かしくなる。
毎回帰ってくるたびほっとするけれど、やっぱり私はもうこの町の
人じゃないんだなぁと実感する。
少し切ない。
待ち合わせの店もすごく混んでいた。
それらしき人は居ない様子。
店の前に出て待ってみるけれど、来ない。
携帯の番号も知らない。
すると知らない女の人が「佳菜さんですか」と声をかけてきた。
(日本人じゃないけど)
慌ててそうですと告げると、
彼は車で来てしまって、この混んだ街中を駐車場を探してまだ
走り回っているという。
その女性に彼の携帯番号を聞いて、とりあえず電話をし、
お店の奥の席にいることを伝える。
15分くらいしてからだろうか。
”彼”がやってきた。
とても初対面とは思えないほど、砕けた雰囲気。
私と同じように、会社に勤めながら副業として始めたこと、
独立してできるようになるまでに10年近くを費やしたこと、
などいろいろ話してくださった。
私にすごく気を遣ってくれるのも、同じような経験をしている
からなのだろうか。
おいおい会社を直接紹介していくから、あなたは自分の腕を
磨きなさいと言われた。
今の世の中こんな人っているんだろうか。
でも本当に応援してくれている様子だから不思議。
さんざん話した後に、忘れないうちにと言って、翻訳代を
くださった。
こんな大量の現金を、こんな混んだ街の中で持って歩くの
恐いんだけれど、仕方ない。
(私の持ってる銀行は違う町の支店だと入金できないのです)
3人で2時間ほど食事して話をした後、私は再び街へ。
友達の誕生日プレゼントを買うために、また別の友人と
待ち合わせをしている。
大学広場に立ち並ぶクリスマス市をなんとなくぼーっと見て
いたら、私が引っ越して以来ずっと連絡してなかった友人に
ばったり。
ずっと連絡してなかったのは私のほうだから、本当に申し訳
なかったけれど、久しぶりに話せて嬉しかったかな。
私も彼女も約束があったので、長くは話せなかったけれど、
今度こそちゃんと連絡することを約束して別れた。
待ち合わせした友人と誕生日プレゼントを選び、
夜のためのワインも購入。
親友と夕飯を作るため家へ戻る。
おしゃべりしながら、ソースを作って、仕上げをして、
綺麗に盛り付ける。
ワインを開け、料理をお皿にとって、久しぶりの会話を楽しむ。
親友は日本語を勉強しているから日本の文化のことも
よくわかっているけれど、彼女のお母さんにとっては未知の国。
すごく興味津々でいつも話しが尽きない。
でも9時を回った頃、疲れてしまったのか、
眠りに行ってしまって、親友と2人に。
いろいろ話した。
解雇されるかもしれないこと、結婚がそれによって延期せざる
を得ないこと、両親の結婚に対する反対、翻訳のこと、
ビザのこと・・・
彼女もいろいろ悩んでいる様子。
修士論文のこと、就職のこと、恋愛のこと、結婚のこと。
11時まで話して私が力尽きてしまった。
でも久しぶりにゆっくり話せて良かった。
こういう友達が居るから、私はさっさと決心して日本に帰る
ことができずにいるのかもしれない。
彼女とお母さんは3階建てのこの家の、2階と3階で生活して
いるので、1階にいる私とは普段合わない。
1階にも台所もお風呂もついているので、プライベートな空間が
保証されている。
馴染みある町というだけあって、ここに来るといつもぐっすり
眠れる。
そしてここに来る時は、仕事が大変だったり、今回みたい
にショッキングなことを聞いた後だったりして、いつも疲れている。
だから余計にぐっすり眠れるのかもしれない。
前回この家に来た時、親友は旅行中で居なかった。
でも今回は十分に時間があるというので、一緒に夜料理しようと
いうメールをもらっていた。
一緒に料理をする、というよりは、彼女のお母さんが郷土料理を
作るのを見せて教えてくれるという感じ。
今日は前から書いているように、翻訳代をもらいに行く日なので、
朝起きて下ごしらえの様子を見せてもらってから出掛けた。
これを2〜3時間煮込んで、帰ってきてからソースを作る。
クリスマス間近の土曜日ということで、街はごったがえしている。
去年と全く同じ場所に同じクリスマス市が立ち並び、
余計に懐かしくなる。
毎回帰ってくるたびほっとするけれど、やっぱり私はもうこの町の
人じゃないんだなぁと実感する。
少し切ない。
待ち合わせの店もすごく混んでいた。
それらしき人は居ない様子。
店の前に出て待ってみるけれど、来ない。
携帯の番号も知らない。
すると知らない女の人が「佳菜さんですか」と声をかけてきた。
(日本人じゃないけど)
慌ててそうですと告げると、
彼は車で来てしまって、この混んだ街中を駐車場を探してまだ
走り回っているという。
その女性に彼の携帯番号を聞いて、とりあえず電話をし、
お店の奥の席にいることを伝える。
15分くらいしてからだろうか。
”彼”がやってきた。
とても初対面とは思えないほど、砕けた雰囲気。
私と同じように、会社に勤めながら副業として始めたこと、
独立してできるようになるまでに10年近くを費やしたこと、
などいろいろ話してくださった。
私にすごく気を遣ってくれるのも、同じような経験をしている
からなのだろうか。
おいおい会社を直接紹介していくから、あなたは自分の腕を
磨きなさいと言われた。
今の世の中こんな人っているんだろうか。
でも本当に応援してくれている様子だから不思議。
さんざん話した後に、忘れないうちにと言って、翻訳代を
くださった。
こんな大量の現金を、こんな混んだ街の中で持って歩くの
恐いんだけれど、仕方ない。
(私の持ってる銀行は違う町の支店だと入金できないのです)
3人で2時間ほど食事して話をした後、私は再び街へ。
友達の誕生日プレゼントを買うために、また別の友人と
待ち合わせをしている。
大学広場に立ち並ぶクリスマス市をなんとなくぼーっと見て
いたら、私が引っ越して以来ずっと連絡してなかった友人に
ばったり。
ずっと連絡してなかったのは私のほうだから、本当に申し訳
なかったけれど、久しぶりに話せて嬉しかったかな。
私も彼女も約束があったので、長くは話せなかったけれど、
今度こそちゃんと連絡することを約束して別れた。
待ち合わせした友人と誕生日プレゼントを選び、
夜のためのワインも購入。
親友と夕飯を作るため家へ戻る。
おしゃべりしながら、ソースを作って、仕上げをして、
綺麗に盛り付ける。
ワインを開け、料理をお皿にとって、久しぶりの会話を楽しむ。
親友は日本語を勉強しているから日本の文化のことも
よくわかっているけれど、彼女のお母さんにとっては未知の国。
すごく興味津々でいつも話しが尽きない。
でも9時を回った頃、疲れてしまったのか、
眠りに行ってしまって、親友と2人に。
いろいろ話した。
解雇されるかもしれないこと、結婚がそれによって延期せざる
を得ないこと、両親の結婚に対する反対、翻訳のこと、
ビザのこと・・・
彼女もいろいろ悩んでいる様子。
修士論文のこと、就職のこと、恋愛のこと、結婚のこと。
11時まで話して私が力尽きてしまった。
でも久しぶりにゆっくり話せて良かった。
こういう友達が居るから、私はさっさと決心して日本に帰る
ことができずにいるのかもしれない。
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サボっちゃった
2002年11月26日短期間の間にお気に入り登録してくださった方が3人も
いらっしゃってびっくりです。
foffoさん、グリーンパンダさん、緋川玄流さん、ありがとうございます。
うーん、どこを気に入ってくださったのか良く分かりませんが、
宜しくお願い致します。
今時間がひじょーに厳しい状態なので、時間を見つけてみなさまの
日記を読ませていただきます。
******************************************************
今日は愚痴です。
昨日学校サボっちゃいました。
一緒に学校友達と授業の前にクリスマス市行って、ホット・ワイン飲んで、
軽くつまんで。
で、なんとなく乗り気しないよねーということになり、サボっちゃおうか、と。
ちょっとぶらぶらして。
でも学校行かないなら片付けたいこともあったし、じゃぁ、家に帰ろうかな
と言ったら、友達がビデオ観たいと言い出し。
私は先週まで散々見ていたし、そのために1週間くらい睡眠削っちゃって
いたので(自業自得ですが)、反省してやっと週末にきちんと睡眠取って
狂っていた体内時計を戻したばかり・・・
仕事あるし、やることもあるから1〜2時間ならいいけどって言ったのに、
観始めたら彼女は帰る気配なし。
私は仕事の請求書の催促来ていたし、週末会う友人たちとの予定を
決めたりしなくちゃいけなかったので、電話せざるを得なかった。
その間にも彼女は自分のペースで勝手にどんどん観ちゃって、
私に次はいつ観に来てもいいかばかり訊く。
あのねー、私今仕事がめちゃくちゃ忙しいって言ったでしょ?
平日は買い物したいから時間がないって言ったでしょ?
週末なら少しはあるけれど、って言ったら、あなた週末は遊びに行き
たいからダメなんて、勝手過ぎません?
自分は失業中だから、平日時間があって、徹夜しても昼間で寝て
居られるからって、私はじゃぁ、どうなのよ?
そりゃ私だって自分の勝手で徹夜してビデオ見てたりするけれど、
自分ひとりで、やりたくて、しかもくつろいでやってるのと他人に
気を遣ってというのは違うでしょ?
実際何度もお茶淹れてあげたり、何か出してあげたりしなくちゃ
いけないんだし。
しかも今日は徹夜はできないって言ったのに。
結局帰らないし、もうこんな時間じゃ帰れないでしょ。
送っていくのも嫌だし。
だったらここに居ていいって言うしかないじゃない!
でもねー、音くらい小さくしてよ。
小さくしてくれるって言ったら、最初だけしてくれたけれど、またあとで
すぐ戻したでしょ?
んとにもー、お陰で寝たのは3時過ぎだった。
また先週と同じ生活に逆戻りじゃない。
言ってるのに分からないってどういうことよ?
もう当分遠慮するからね。
あー、疲れた。
本人にも伝えたけれど、愚痴りたかったので。
ちょっと気が晴れたかな。
**************************************************
♪さしも草さん
本場ですよね。ラクレット!!美味しいですよねー。
やっぱり専用の器械売ってるんですね!?
私の友人も持っているそうです。
そちらにもクリスマス市やホット・ワインありますか??
いらっしゃってびっくりです。
foffoさん、グリーンパンダさん、緋川玄流さん、ありがとうございます。
うーん、どこを気に入ってくださったのか良く分かりませんが、
宜しくお願い致します。
今時間がひじょーに厳しい状態なので、時間を見つけてみなさまの
日記を読ませていただきます。
******************************************************
今日は愚痴です。
昨日学校サボっちゃいました。
一緒に学校友達と授業の前にクリスマス市行って、ホット・ワイン飲んで、
軽くつまんで。
で、なんとなく乗り気しないよねーということになり、サボっちゃおうか、と。
ちょっとぶらぶらして。
でも学校行かないなら片付けたいこともあったし、じゃぁ、家に帰ろうかな
と言ったら、友達がビデオ観たいと言い出し。
私は先週まで散々見ていたし、そのために1週間くらい睡眠削っちゃって
いたので(自業自得ですが)、反省してやっと週末にきちんと睡眠取って
狂っていた体内時計を戻したばかり・・・
仕事あるし、やることもあるから1〜2時間ならいいけどって言ったのに、
観始めたら彼女は帰る気配なし。
私は仕事の請求書の催促来ていたし、週末会う友人たちとの予定を
決めたりしなくちゃいけなかったので、電話せざるを得なかった。
その間にも彼女は自分のペースで勝手にどんどん観ちゃって、
私に次はいつ観に来てもいいかばかり訊く。
あのねー、私今仕事がめちゃくちゃ忙しいって言ったでしょ?
平日は買い物したいから時間がないって言ったでしょ?
週末なら少しはあるけれど、って言ったら、あなた週末は遊びに行き
たいからダメなんて、勝手過ぎません?
自分は失業中だから、平日時間があって、徹夜しても昼間で寝て
居られるからって、私はじゃぁ、どうなのよ?
そりゃ私だって自分の勝手で徹夜してビデオ見てたりするけれど、
自分ひとりで、やりたくて、しかもくつろいでやってるのと他人に
気を遣ってというのは違うでしょ?
実際何度もお茶淹れてあげたり、何か出してあげたりしなくちゃ
いけないんだし。
しかも今日は徹夜はできないって言ったのに。
結局帰らないし、もうこんな時間じゃ帰れないでしょ。
送っていくのも嫌だし。
だったらここに居ていいって言うしかないじゃない!
でもねー、音くらい小さくしてよ。
小さくしてくれるって言ったら、最初だけしてくれたけれど、またあとで
すぐ戻したでしょ?
んとにもー、お陰で寝たのは3時過ぎだった。
また先週と同じ生活に逆戻りじゃない。
言ってるのに分からないってどういうことよ?
もう当分遠慮するからね。
あー、疲れた。
本人にも伝えたけれど、愚痴りたかったので。
ちょっと気が晴れたかな。
**************************************************
♪さしも草さん
本場ですよね。ラクレット!!美味しいですよねー。
やっぱり専用の器械売ってるんですね!?
私の友人も持っているそうです。
そちらにもクリスマス市やホット・ワインありますか??
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安息日
2002年11月24日今日は試験終わって以来の安息日と言っていいかもしれない。
試験直後の週末は仕事で徹夜続きだったし、先週は旅行だった。
本当はどっかの町にクリスマス市見に行こうと思っていたんだけれど、
今日は亡くなった人のことを考えて、お祭り騒ぎは控える日、
とのことで、クリスマス市はないんだそう。
(↑と現地の同僚に釘をさされた。無駄足踏まずによかったけど、
4年も居るのにいつも忘れるのはどういうこと?)
家でぼーっとするのは本当に久しぶり。
とは言っても昨日も夜中3時までビデオを観ていたし、その後ようやく
彼から連絡あったので寝たのは3時過ぎ。
彼は休日出勤。忙しすぎて連絡できなかったらしい。
安心したので、まずは朝寝坊して。10時くらいに起床。
今まで読みたくても時間なくて読めなかった新聞記事に目を通したり、
音楽聴いたり、大好きな紅茶をじっくり淹れて。
部屋の至るところにおいてあるろうそくに火をつけて、
さらに御香を焚く。
夕方からは火曜日の学校の予習。
忙しくってろくに勉強していかないのは、先生に申し訳ないし、
自分のためにもならないから。
今読んでいる本を練習を兼ねてきちんと翻訳してみることにした。
お休みの日はちゃんと食事も作る。
金曜日買った魚介類と野菜を煮込んでシチュー。
最近外食が多かったのでなんかほっとする。
日が暮れるのが早いなぁ。
自分の部屋の窓から、街行く人々を眺めるのは結構好き。
翻訳の仕事しながら、徹夜するときもカーテンは開けて外を時々
眺めたなぁ。
夜が明けていく空を見るのがすごく好き。
なぜか徹夜をするのは大抵冬なんだけれど。
夏は勝手に目が覚めちゃって、空が明るくなっていくのをよく見ていた
なぁ。あとどれくらいこの部屋からこの風景を見ることができるのだろう。
私はいつ彼と一緒に暮らし始めるんだろう。
自分でも全く想像つかないや。
時間を無駄にしないためにも、とりあえずできることをすこしずつ
やっていこうかな。
試験直後の週末は仕事で徹夜続きだったし、先週は旅行だった。
本当はどっかの町にクリスマス市見に行こうと思っていたんだけれど、
今日は亡くなった人のことを考えて、お祭り騒ぎは控える日、
とのことで、クリスマス市はないんだそう。
(↑と現地の同僚に釘をさされた。無駄足踏まずによかったけど、
4年も居るのにいつも忘れるのはどういうこと?)
家でぼーっとするのは本当に久しぶり。
とは言っても昨日も夜中3時までビデオを観ていたし、その後ようやく
彼から連絡あったので寝たのは3時過ぎ。
彼は休日出勤。忙しすぎて連絡できなかったらしい。
安心したので、まずは朝寝坊して。10時くらいに起床。
今まで読みたくても時間なくて読めなかった新聞記事に目を通したり、
音楽聴いたり、大好きな紅茶をじっくり淹れて。
部屋の至るところにおいてあるろうそくに火をつけて、
さらに御香を焚く。
夕方からは火曜日の学校の予習。
忙しくってろくに勉強していかないのは、先生に申し訳ないし、
自分のためにもならないから。
今読んでいる本を練習を兼ねてきちんと翻訳してみることにした。
お休みの日はちゃんと食事も作る。
金曜日買った魚介類と野菜を煮込んでシチュー。
最近外食が多かったのでなんかほっとする。
日が暮れるのが早いなぁ。
自分の部屋の窓から、街行く人々を眺めるのは結構好き。
翻訳の仕事しながら、徹夜するときもカーテンは開けて外を時々
眺めたなぁ。
夜が明けていく空を見るのがすごく好き。
なぜか徹夜をするのは大抵冬なんだけれど。
夏は勝手に目が覚めちゃって、空が明るくなっていくのをよく見ていた
なぁ。あとどれくらいこの部屋からこの風景を見ることができるのだろう。
私はいつ彼と一緒に暮らし始めるんだろう。
自分でも全く想像つかないや。
時間を無駄にしないためにも、とりあえずできることをすこしずつ
やっていこうかな。
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買い物&ビデオ
2002年11月23日15日の日記更新しました。
昨日の金曜日、日記にもちょっと書いた通り、
お隣の国まで買い物に行ってきました。
金曜日は21時まで開いているということで、最初にカフェに行くことに。
この町の近郊は私の住む国と同じ言葉なんだけれど、
このカフェだけはなぜかフランス語しか通じないんだそう。
それってただ単に嫌がらせじゃないかと思うんだけれど。
ほんとかどうか試すために、フランス語じゃない言葉で注文してみた。
しばらくして、やっぱり違うものが出てきた・・・
同僚が文句を言ったら、反撃してきた。
しかもフランス語じゃないし。
やっぱりわかってるんじゃん。
気を取り直して、スーパーマーケットへ。
やっぱり品揃えが豊富。
目に映るもの映るものが珍しくて、ついつい買う予定のないもの
まで見入ってしまう。
まずはチーズでしょ。
ビール。
魚介類。
生ハム。
お菓子。
ワイン。
紅茶。
ついついたくさん籠に入れすぎて会計が心配になってきた。
途中で同僚とごちゃごちゃ相談しながら、あまり必要でないもの
を(断腸の思いで!?)戻したり。
車で連れてきてもらったからこんなにたくさん買えるけれど、
普段車を運転していない私には到底無理。
だからついついこの機会にあれもこれもとよくばりたくなっちゃうのです。
かなり買ったなぁ。
でもなんだかとっても満足して、食事へ。
予定ではタイ料理だったんだけれど、混んでいて入れず。
なので急遽予定変更でタパス屋さんへ。
そこで注文したリオハが感動するくらい美味しかった!!
こういう赤ワインなら結構量いけるんだけれどなぁ。
美味しい食事をいただいて、たくさん喋って。
いつもながら、楽しい時間はあっという間に過ぎる。
レストラン探すのに手間取ったので、お店を出る頃は既に23時半。
そこからまた車で1時間程走って、家に帰り着いたのは1時。
さすがにハードスケジュールだったので、帰りの車の中では少し
うとうとしてしまった。
でも家に帰るとこれまた目が覚めちゃって、お風呂入ってお茶した
後は、借りていたビデオの最終回。
終わったのが2時半。
この時間なら彼起きてるかなーと思って電話してみるけれど、
つながらない。
仕方ないので、寝ることにした。
すごく疲れていたんだろうなぁ。
朝までぐっすりだった。
7時には起きようと思っていたのが、起きられず結局9時。
それでも7時間に満たない睡眠時間だから、寝坊とは言えないかな。
ごろごろしたいのはやまやまなんだけれど、
洗濯も買い物もしなくちゃならないからそうは言っていられない。
しかも午後から友達の家に遊びに行くことになっている。
大急ぎで家事を済ませ、ようやくブランチ。
でかける時間までちょっとくつろいで、友達の家へ。
土曜日買った、生ハムとチーズ、そしてお菓子を持って友人宅へ。
今日もビデオ見るってことになってたっけ。
停留所まで友達が迎えに来てくれて、そのときからすでにおしゃべり
が止まらない。
アパートもすごく広くて明るくて綺麗。
やっぱりちょっと街中から離れたところの方が広くて綺麗な家が
多いなー。うちは街中だからちょっと味気ない。
オフィス街だし。
でも便利すぎてあそこから引っ越せないんだなぁ、いまだに。
持ってきた生ハムとチーズを切って、お皿に綺麗に盛り付けて、
ビールで乾杯。
映画かなんかのビデオだと思ったら、実はこれも連ドラで。
ということは11時間ある。
友達と会ったのが15時だから、ちょっと今日中には終わらない。
とりあえず、生ハムとチーズ(*^.^*)
しあわせ★
生ハムはイタリア製の超超薄切りのを買ったんだけれど、
これが大正解。
全く塩辛くなく美味しい。
チーズは地元のもの。
これもくどくなくて食べ易い。
本当にこれならいくらでも食べられちゃう。
一人で食べちゃうのは勿体なかった。
よかった喜びを分かち合える人が居て。
ビデオ見ながらも合間合間に話は弾む。
食べて、喋ってビデオ見て、相当忙しかった(@_@)
友達が作ってくれたミートソースパスタを夕飯にいただいて、
さらにビデオ。
結局22時半までお邪魔してました。
それでもやっぱり最後まで見終わらなくて借りてきちゃった。
家に帰ってからはご推測の通り、3時まで・・・
その間、彼に何回か電話するもやっぱり出ない。
どうしちゃったのかなー。
日曜日は久しぶりの安息日です。
昨日の金曜日、日記にもちょっと書いた通り、
お隣の国まで買い物に行ってきました。
金曜日は21時まで開いているということで、最初にカフェに行くことに。
この町の近郊は私の住む国と同じ言葉なんだけれど、
このカフェだけはなぜかフランス語しか通じないんだそう。
それってただ単に嫌がらせじゃないかと思うんだけれど。
ほんとかどうか試すために、フランス語じゃない言葉で注文してみた。
しばらくして、やっぱり違うものが出てきた・・・
同僚が文句を言ったら、反撃してきた。
しかもフランス語じゃないし。
やっぱりわかってるんじゃん。
気を取り直して、スーパーマーケットへ。
やっぱり品揃えが豊富。
目に映るもの映るものが珍しくて、ついつい買う予定のないもの
まで見入ってしまう。
まずはチーズでしょ。
ビール。
魚介類。
生ハム。
お菓子。
ワイン。
紅茶。
ついついたくさん籠に入れすぎて会計が心配になってきた。
途中で同僚とごちゃごちゃ相談しながら、あまり必要でないもの
を(断腸の思いで!?)戻したり。
車で連れてきてもらったからこんなにたくさん買えるけれど、
普段車を運転していない私には到底無理。
だからついついこの機会にあれもこれもとよくばりたくなっちゃうのです。
かなり買ったなぁ。
でもなんだかとっても満足して、食事へ。
予定ではタイ料理だったんだけれど、混んでいて入れず。
なので急遽予定変更でタパス屋さんへ。
そこで注文したリオハが感動するくらい美味しかった!!
こういう赤ワインなら結構量いけるんだけれどなぁ。
美味しい食事をいただいて、たくさん喋って。
いつもながら、楽しい時間はあっという間に過ぎる。
レストラン探すのに手間取ったので、お店を出る頃は既に23時半。
そこからまた車で1時間程走って、家に帰り着いたのは1時。
さすがにハードスケジュールだったので、帰りの車の中では少し
うとうとしてしまった。
でも家に帰るとこれまた目が覚めちゃって、お風呂入ってお茶した
後は、借りていたビデオの最終回。
終わったのが2時半。
この時間なら彼起きてるかなーと思って電話してみるけれど、
つながらない。
仕方ないので、寝ることにした。
すごく疲れていたんだろうなぁ。
朝までぐっすりだった。
7時には起きようと思っていたのが、起きられず結局9時。
それでも7時間に満たない睡眠時間だから、寝坊とは言えないかな。
ごろごろしたいのはやまやまなんだけれど、
洗濯も買い物もしなくちゃならないからそうは言っていられない。
しかも午後から友達の家に遊びに行くことになっている。
大急ぎで家事を済ませ、ようやくブランチ。
でかける時間までちょっとくつろいで、友達の家へ。
土曜日買った、生ハムとチーズ、そしてお菓子を持って友人宅へ。
今日もビデオ見るってことになってたっけ。
停留所まで友達が迎えに来てくれて、そのときからすでにおしゃべり
が止まらない。
アパートもすごく広くて明るくて綺麗。
やっぱりちょっと街中から離れたところの方が広くて綺麗な家が
多いなー。うちは街中だからちょっと味気ない。
オフィス街だし。
でも便利すぎてあそこから引っ越せないんだなぁ、いまだに。
持ってきた生ハムとチーズを切って、お皿に綺麗に盛り付けて、
ビールで乾杯。
映画かなんかのビデオだと思ったら、実はこれも連ドラで。
ということは11時間ある。
友達と会ったのが15時だから、ちょっと今日中には終わらない。
とりあえず、生ハムとチーズ(*^.^*)
しあわせ★
生ハムはイタリア製の超超薄切りのを買ったんだけれど、
これが大正解。
全く塩辛くなく美味しい。
チーズは地元のもの。
これもくどくなくて食べ易い。
本当にこれならいくらでも食べられちゃう。
一人で食べちゃうのは勿体なかった。
よかった喜びを分かち合える人が居て。
ビデオ見ながらも合間合間に話は弾む。
食べて、喋ってビデオ見て、相当忙しかった(@_@)
友達が作ってくれたミートソースパスタを夕飯にいただいて、
さらにビデオ。
結局22時半までお邪魔してました。
それでもやっぱり最後まで見終わらなくて借りてきちゃった。
家に帰ってからはご推測の通り、3時まで・・・
その間、彼に何回か電話するもやっぱり出ない。
どうしちゃったのかなー。
日曜日は久しぶりの安息日です。
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クリスマス・マーケット
2002年11月22日今日からだと思っていたんだけれど、どうやらここの町は昨日が
オープンの日だったらしく、同僚と買い物に町に出たついでに
早速見てきました。
まぁ、毎年だいたい同じだから目新しさはないんだけれど、
一つお気に入りのスタンドがあって。
あるかな〜と思って行ったら、去年と同じ場所にありました。
スイスからわざわざやってきてスタンドを出している。
このスタンドでは『ラクレット』という食べ物を売っている。
特別な料理でも何でもなくて、大きなまるーいチーズを半分に切って
機械の上に乗せて、その切り口表面を温めて溶かす。
少し溶けたそのチーズを同じく温めておいた、半分に切ったバゲット
に乗せて食べる!!
これだけなんだけれど、なんともいえないくらいおいしーーーーーーーい!!
私たちはパンににんにくバターを塗ったやつを注文。
至福の時。
何度食べても飽きない。
また来ちゃおうっと。
おいしいものを食べたところで、早速買い物!!
クリスマス市が始まったせいで、町はすごいごった返し!
クリスマス・プレゼントやパーティー用品を買う人びとであふれている。
私たちも再来週、会社主催のクリスマス・パーティーがある。
正装。男性はモーニング着て蝶ネクタイ。
それでホテルの1室借り切ってコース料理とプレゼント交換、
ゲーム、ディスコなど夜中3時くらいまで遊ぶのだ。
全部会社もち。
でも正直言って面倒なんだよねー。
そんなに服も持ってないし、かと言って、写真に残るから同じ物は
着られないし。
服は同僚に借りたからいいんだけれど、靴は買おうかなーと思って。
なかなかぴったりくるものって見つからないんだよね。
プレゼントもいいアイディアが浮かばない。
閉店までの3時間歩き回ったけれど、結局何も買わず。
いいなって思っても、即決できないので・・・
といっても日にちもないしなー。
うぅ、焦るよー。
といいつつ、今日は別の予定。
同僚とお隣の国までドライブ&買い物。
1時間半くらいはかかるから3時半に仕事が終わって行っても、
暗くなっちゃうんだろうなぁ。
でも楽しみ!!早く仕事終わらないかなー。
オープンの日だったらしく、同僚と買い物に町に出たついでに
早速見てきました。
まぁ、毎年だいたい同じだから目新しさはないんだけれど、
一つお気に入りのスタンドがあって。
あるかな〜と思って行ったら、去年と同じ場所にありました。
スイスからわざわざやってきてスタンドを出している。
このスタンドでは『ラクレット』という食べ物を売っている。
特別な料理でも何でもなくて、大きなまるーいチーズを半分に切って
機械の上に乗せて、その切り口表面を温めて溶かす。
少し溶けたそのチーズを同じく温めておいた、半分に切ったバゲット
に乗せて食べる!!
これだけなんだけれど、なんともいえないくらいおいしーーーーーーーい!!
私たちはパンににんにくバターを塗ったやつを注文。
至福の時。
何度食べても飽きない。
また来ちゃおうっと。
おいしいものを食べたところで、早速買い物!!
クリスマス市が始まったせいで、町はすごいごった返し!
クリスマス・プレゼントやパーティー用品を買う人びとであふれている。
私たちも再来週、会社主催のクリスマス・パーティーがある。
正装。男性はモーニング着て蝶ネクタイ。
それでホテルの1室借り切ってコース料理とプレゼント交換、
ゲーム、ディスコなど夜中3時くらいまで遊ぶのだ。
全部会社もち。
でも正直言って面倒なんだよねー。
そんなに服も持ってないし、かと言って、写真に残るから同じ物は
着られないし。
服は同僚に借りたからいいんだけれど、靴は買おうかなーと思って。
なかなかぴったりくるものって見つからないんだよね。
プレゼントもいいアイディアが浮かばない。
閉店までの3時間歩き回ったけれど、結局何も買わず。
いいなって思っても、即決できないので・・・
といっても日にちもないしなー。
うぅ、焦るよー。
といいつつ、今日は別の予定。
同僚とお隣の国までドライブ&買い物。
1時間半くらいはかかるから3時半に仕事が終わって行っても、
暗くなっちゃうんだろうなぁ。
でも楽しみ!!早く仕事終わらないかなー。
え〜、また出張!?
2002年11月21日明日からクリスマス市が始まるため、
早々と先月末に取り付けられた街路樹の電飾が今日から点灯
し始めた。
あー、ほんとにクリスマスが来ちゃうのねーと実感。
彼と初めて二人で歩いた。
初めて長く言葉を交わした。
もうあれから1年経っちゃったんだー。
去年一緒に見た景色を、今年は彼と見られないなんて。
なんだか街に出たら寂しくなりそうだなぁ。
とそんな思い出にゆっくりと浸っている暇もないくらい忙しい。
月曜日、夜行で帰ってきてそのまま出勤して以来、めまぐるしいほど。
この大きな仕事を今月末までに終わらせなければならない。
しかも他に抱える案件もある。
それにおいうちをかけるように、上司が言った一言。
「12月9日、10日のイベント手伝ってもらいたいので予定を
空けておいてください」
は?
って感じ。その話は3ヶ月前くらいに聞いていたけれど、予算が
ないからという理由で私は関与しなくていいのかと思っていた。
しかも、今回はこの町ではなく、首都で行われる。
ほんとに行くのなら、そろそろフライト或いは電車を予約しなくちゃ
いけないのに、上司はこの一言だけを残し、さっさと出張に出て
しまった。
明日は帰ってこないし、ということはよくわかんないまま月曜日まで
保留。私と一緒に働いている現地人の同僚も同行することになる。
二人ともびっくりして何もいえなかった。
その直前の週末も思い切り予定入れてるしなー。
どっかで睡眠時間取り戻す日を作らないと、体が持たない。
といいつつ、火曜日からまたビデオ借りちゃって、毎日見てるしねー。
やっぱり試験終わるとなかなか勉強しないわ。
やらなくちゃいけないことはいっぱいあるんだけれど。
まだちょっとだらだらしていたい気分。
今日はクリスマスパーティーに履く靴を見に町へ買い物。
クリスマスプレゼントもそろそろ買わなくちゃ。
早々と先月末に取り付けられた街路樹の電飾が今日から点灯
し始めた。
あー、ほんとにクリスマスが来ちゃうのねーと実感。
彼と初めて二人で歩いた。
初めて長く言葉を交わした。
もうあれから1年経っちゃったんだー。
去年一緒に見た景色を、今年は彼と見られないなんて。
なんだか街に出たら寂しくなりそうだなぁ。
とそんな思い出にゆっくりと浸っている暇もないくらい忙しい。
月曜日、夜行で帰ってきてそのまま出勤して以来、めまぐるしいほど。
この大きな仕事を今月末までに終わらせなければならない。
しかも他に抱える案件もある。
それにおいうちをかけるように、上司が言った一言。
「12月9日、10日のイベント手伝ってもらいたいので予定を
空けておいてください」
は?
って感じ。その話は3ヶ月前くらいに聞いていたけれど、予算が
ないからという理由で私は関与しなくていいのかと思っていた。
しかも、今回はこの町ではなく、首都で行われる。
ほんとに行くのなら、そろそろフライト或いは電車を予約しなくちゃ
いけないのに、上司はこの一言だけを残し、さっさと出張に出て
しまった。
明日は帰ってこないし、ということはよくわかんないまま月曜日まで
保留。私と一緒に働いている現地人の同僚も同行することになる。
二人ともびっくりして何もいえなかった。
その直前の週末も思い切り予定入れてるしなー。
どっかで睡眠時間取り戻す日を作らないと、体が持たない。
といいつつ、火曜日からまたビデオ借りちゃって、毎日見てるしねー。
やっぱり試験終わるとなかなか勉強しないわ。
やらなくちゃいけないことはいっぱいあるんだけれど。
まだちょっとだらだらしていたい気分。
今日はクリスマスパーティーに履く靴を見に町へ買い物。
クリスマスプレゼントもそろそろ買わなくちゃ。
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アキ・カウリスマキ
2002年11月20日ずっと観たかった映画を観て来た。
カンヌで賞を取ったフィンランド映画。
カウリスマキ監督。
仕事の忙しさと悩みの多さと睡眠不足で、本当は家に帰って寝たほうが
いいんだろうけれど、でも来週になるとやってる保証はないから、
同僚を誘って行って見た。
映画自体は吹き替えになっちゃうので、大好きなフィンランド語は歌しか
聞けなかった。
でももうずいぶん長い間勉強してないし、おまけに歌だと言葉が聞き取り
づらくて、あまり理解はできなかった。
なんとなーくタイトルからして暗い映画を想像していたんだけれど、
今回は白黒じゃなかったし、ウィットにも富んでいて、フィンランドという
国をあまりよく知らない人でも十分楽しめる映画だと思う。
是非オリジナルで観たいなー。
日本で公開しないかな。
この国じゃパンフレットなるものも存在しないから。
出演している俳優もみなフィンランド人。
顔立ちで人目で分かる。
懐かしい町の風景。
行きたい国、町はたくさんあるんだけれど、また来年フィンランド
行っちゃおうかなー。
この間、この近くの空港からヘルシンキまでフライト1000円って
出ていたから、往復買っても2000円。安すぎる!!
彼と一緒に行けるといいな。
忙しくてなかなか勉強する暇もないんだけれど、目標があると
頑張れるかも(ちょっと弱気)。
映画の後はメキシコ料理。
メキシコ・ビールを堪能した。料理も美味しい!!
スペイン料理とはやっぱりちょっと違うのね。
でも最近外食が多くて、財政難だし、栄養も偏ってると思うんだよね。
何とかしなくちゃとは思うものの、家に遅く帰ってくると料理する気も
なくなっちゃう。一人だし。
クリスマス・ストレスと言う言葉があるんだけれど、まさに今その状態
かもしれない。
友達との約束はたくさんだし、仕事は多いし、プレゼント考えなくちゃ
いけないし。
でもあと1ヶ月で彼に会える。
それまで頑張らなくちゃ!!
カンヌで賞を取ったフィンランド映画。
カウリスマキ監督。
仕事の忙しさと悩みの多さと睡眠不足で、本当は家に帰って寝たほうが
いいんだろうけれど、でも来週になるとやってる保証はないから、
同僚を誘って行って見た。
映画自体は吹き替えになっちゃうので、大好きなフィンランド語は歌しか
聞けなかった。
でももうずいぶん長い間勉強してないし、おまけに歌だと言葉が聞き取り
づらくて、あまり理解はできなかった。
なんとなーくタイトルからして暗い映画を想像していたんだけれど、
今回は白黒じゃなかったし、ウィットにも富んでいて、フィンランドという
国をあまりよく知らない人でも十分楽しめる映画だと思う。
是非オリジナルで観たいなー。
日本で公開しないかな。
この国じゃパンフレットなるものも存在しないから。
出演している俳優もみなフィンランド人。
顔立ちで人目で分かる。
懐かしい町の風景。
行きたい国、町はたくさんあるんだけれど、また来年フィンランド
行っちゃおうかなー。
この間、この近くの空港からヘルシンキまでフライト1000円って
出ていたから、往復買っても2000円。安すぎる!!
彼と一緒に行けるといいな。
忙しくてなかなか勉強する暇もないんだけれど、目標があると
頑張れるかも(ちょっと弱気)。
映画の後はメキシコ料理。
メキシコ・ビールを堪能した。料理も美味しい!!
スペイン料理とはやっぱりちょっと違うのね。
でも最近外食が多くて、財政難だし、栄養も偏ってると思うんだよね。
何とかしなくちゃとは思うものの、家に遅く帰ってくると料理する気も
なくなっちゃう。一人だし。
クリスマス・ストレスと言う言葉があるんだけれど、まさに今その状態
かもしれない。
友達との約束はたくさんだし、仕事は多いし、プレゼント考えなくちゃ
いけないし。
でもあと1ヶ月で彼に会える。
それまで頑張らなくちゃ!!
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北の国へ
2002年11月16日金曜日の23時、友達と予定通り、駅で落ち合い、
夜行に乗り込む。
6人用のコンパートメントだったけれど、運良く私たち2人だけ。
夜中までたくさん話して、しかもゆっくり眠ることができた。
途中チケット確認やらパスポートチェックやらで何度も
起こされたけれど、それでもしっかり眠れた。
午前10時、目的地、終点に到着。ほぼ半日かかったことになる。
ここが一国の首都?と思うくらい、小さな駅。
外に出ると、やっぱり私が住む国より北に位置するせいか
風が冷たい。天気は曇り。
建物と建物の間はとてもゆったりとしていて、道路も広い。
都会のごちゃごちゃした感じはなく、なんだか不思議なイメージ。
ホテルに寄らず、そのまま街へ。
ずっと電車に乗っていてお腹がすきすぎていたので、名物だという
ソーセージを食べる。
私の住む国でも勿論あるけれど、やっぱりちょっと違う。
メイン通りを歩いてお店を散策。
洋服でも小物でもカワイイなぁ。
買いたいものは一杯あるんだけれど、持って帰れない。
時間も限られているしねー。
お目当てのお店でちょっとお茶して、あとは観光名所をちょっと見学。
夕食を取るためにレストランに行く途中、地元の大学生に声をかけられた。
しかも日本語で。怪しい風貌だけれど、とっても上手な日本語。
日本語学科の学生ということで、日本語練習のためにどうしても楽しかった
んだって。留学経験もあるとかで。
結構いろいろ喋ることができて、いい経験だった。
旅行者は多いけれど、住んでいる日本人は少ないみたい。
うちの会社もここに支店があるけれど、多分駐在員は現地の人と交流
ないんだろうなぁ。
そして、夕食は魚料理と有名なチーズ。ビールも美味しかった〜。
クリスマスバージョンのビールが出ていて、とっても飲みやすくて。
その後チボリ公園へ。ほとんどのクリスマスイベントが
来週から始まるんだけれど、ここだけは金曜日から始まっている。
夜ライトアップされるって書いてあったから、夜行くことにした。
入ってみると本当に綺麗!!
電飾がふんだんに使われていて、建物も木々も全てクリスマス用に
飾り付けられている。小さなディズニーランドのよう。
庭にはクリスマス市のようなスタンドもたくさん立っていて、
ロマンチック。
女同士ってのが寂しいくらい!?
雨が降ってきちゃって寒かったけれど、それでも閉園まで歩き回る。
1日目はあっという間に過ぎちゃった。
2日目。
頑張って朝早く起きようってことだったんだけれど、寝起きの悪い
私は今日はちょっと起きるのが辛かった。
大抵旅行だと問題なく早く起きられるんだけれど。
朝食取って、また街へ。
観光の続きの後は、どうしても食べたかったオープン・サンドを試すことに。
でも日曜日だったので、行こうと思っていたお店はお休み。
2人とも歩き疲れちゃったので、その辺にあったお店に仕方なく入る。
でも、実はここ、ガイドブックには載ってない、でも地元の人が集まる
お店だったよう。
お昼をちょっと外れた時間だったのに、店内は結構混んでいて。
しかも地元の人ばかり。
最初、地元の言語のメニューで何があるのかよくわかんなかったんだ
けれど、ウエイトレスさんに説明してもらったら、オープン・サンドがある
ことがわかり、4種類くらい違う具が楽しめるプレートを注文。
飲み物は勿論ビール。
取り皿が2枚重ねて出てきた。ナイフとフォークも二組。
よく見ると他のお客さんもみんなそう。
友達と何でだろうねーと日本語で話していたのに、ウエイトレスさんが
「魚とお肉の味が混ざらないようにするために、食べる順番が決まって
いて、最初にお魚のもの、次にお肉、そして最後にチーズを食べるのよ」
と教えてくれた。その為にお皿もナイフとフォークも変えるんだそう。
日本語は話せないけれど、あなた達の言ってることがわかったから、と
お姉さんは笑ってた。
後から聞いたらお母さんが在日韓国人だから日本語が出来て、
聞くのはわかるんだそう。
それをきっかけに少し話しが出来た。
料理が出てきて、早速頂く。
パンも料理もとっても美味しくて。
1種類だけ食べるよりもずっといいかも。
教えてもらったとおりの食べ方で、ゆっくり時間をかけて楽しんだ。
思いがけずいいお店にあたってよかったねと友達と話しながら
最後の目的地美術館に向かって。
夕方の夜行に乗り込んで、またいつもの日常が待つこの町へ
帰ってきたのでした。
夜行に乗り込む。
6人用のコンパートメントだったけれど、運良く私たち2人だけ。
夜中までたくさん話して、しかもゆっくり眠ることができた。
途中チケット確認やらパスポートチェックやらで何度も
起こされたけれど、それでもしっかり眠れた。
午前10時、目的地、終点に到着。ほぼ半日かかったことになる。
ここが一国の首都?と思うくらい、小さな駅。
外に出ると、やっぱり私が住む国より北に位置するせいか
風が冷たい。天気は曇り。
建物と建物の間はとてもゆったりとしていて、道路も広い。
都会のごちゃごちゃした感じはなく、なんだか不思議なイメージ。
ホテルに寄らず、そのまま街へ。
ずっと電車に乗っていてお腹がすきすぎていたので、名物だという
ソーセージを食べる。
私の住む国でも勿論あるけれど、やっぱりちょっと違う。
メイン通りを歩いてお店を散策。
洋服でも小物でもカワイイなぁ。
買いたいものは一杯あるんだけれど、持って帰れない。
時間も限られているしねー。
お目当てのお店でちょっとお茶して、あとは観光名所をちょっと見学。
夕食を取るためにレストランに行く途中、地元の大学生に声をかけられた。
しかも日本語で。怪しい風貌だけれど、とっても上手な日本語。
日本語学科の学生ということで、日本語練習のためにどうしても楽しかった
んだって。留学経験もあるとかで。
結構いろいろ喋ることができて、いい経験だった。
旅行者は多いけれど、住んでいる日本人は少ないみたい。
うちの会社もここに支店があるけれど、多分駐在員は現地の人と交流
ないんだろうなぁ。
そして、夕食は魚料理と有名なチーズ。ビールも美味しかった〜。
クリスマスバージョンのビールが出ていて、とっても飲みやすくて。
その後チボリ公園へ。ほとんどのクリスマスイベントが
来週から始まるんだけれど、ここだけは金曜日から始まっている。
夜ライトアップされるって書いてあったから、夜行くことにした。
入ってみると本当に綺麗!!
電飾がふんだんに使われていて、建物も木々も全てクリスマス用に
飾り付けられている。小さなディズニーランドのよう。
庭にはクリスマス市のようなスタンドもたくさん立っていて、
ロマンチック。
女同士ってのが寂しいくらい!?
雨が降ってきちゃって寒かったけれど、それでも閉園まで歩き回る。
1日目はあっという間に過ぎちゃった。
2日目。
頑張って朝早く起きようってことだったんだけれど、寝起きの悪い
私は今日はちょっと起きるのが辛かった。
大抵旅行だと問題なく早く起きられるんだけれど。
朝食取って、また街へ。
観光の続きの後は、どうしても食べたかったオープン・サンドを試すことに。
でも日曜日だったので、行こうと思っていたお店はお休み。
2人とも歩き疲れちゃったので、その辺にあったお店に仕方なく入る。
でも、実はここ、ガイドブックには載ってない、でも地元の人が集まる
お店だったよう。
お昼をちょっと外れた時間だったのに、店内は結構混んでいて。
しかも地元の人ばかり。
最初、地元の言語のメニューで何があるのかよくわかんなかったんだ
けれど、ウエイトレスさんに説明してもらったら、オープン・サンドがある
ことがわかり、4種類くらい違う具が楽しめるプレートを注文。
飲み物は勿論ビール。
取り皿が2枚重ねて出てきた。ナイフとフォークも二組。
よく見ると他のお客さんもみんなそう。
友達と何でだろうねーと日本語で話していたのに、ウエイトレスさんが
「魚とお肉の味が混ざらないようにするために、食べる順番が決まって
いて、最初にお魚のもの、次にお肉、そして最後にチーズを食べるのよ」
と教えてくれた。その為にお皿もナイフとフォークも変えるんだそう。
日本語は話せないけれど、あなた達の言ってることがわかったから、と
お姉さんは笑ってた。
後から聞いたらお母さんが在日韓国人だから日本語が出来て、
聞くのはわかるんだそう。
それをきっかけに少し話しが出来た。
料理が出てきて、早速頂く。
パンも料理もとっても美味しくて。
1種類だけ食べるよりもずっといいかも。
教えてもらったとおりの食べ方で、ゆっくり時間をかけて楽しんだ。
思いがけずいいお店にあたってよかったねと友達と話しながら
最後の目的地美術館に向かって。
夕方の夜行に乗り込んで、またいつもの日常が待つこの町へ
帰ってきたのでした。
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